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お父さんのバックドロップ [DVD]

お父さんのバックドロップ [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 21


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1.  とても良い 涌太郎さん 書き込み日: 2008年01月17日

作者の中島らもも試写会で泣いた映画

自分の息子のことを思うのか、宇梶剛士の息子のことを思うのか、どうしても泣いてしまう映画である。
190cmの宇梶が映画初出演。12キロ増量して臨んだということだが、43歳のプロレスラー「下田牛之助」
(昔、“金狼”上田馬之助という金髪の実在のプロレスラーがいた)役なので微妙に中年の体型なのがいい。
“新世界プロレス”というネーミングや、ぼろアパートや焼肉屋等、日本の中でこんな場所は大阪しかないだろう。
大阪でも東京弁しかしゃべらない、母を亡くした下田の一人息子・一雄は神木隆之介が演じる。
女の子にも見える神木は元気に生まれてくる可能性は1%といわれた子のせいか、
現実の子というより“透明な“、妖精の様な子供を演じる。
床屋の旦那として中島らも自身が出演している。中島が死んでしまったのが悔しい。
個人的には、祖父役の南方英二、焼肉屋の女将役の南果歩、レスラー・松山役のコング桑田も見逃せない。
下田はオヤジに反発して生きる息子と死んだ嫁、そして自分自身のために、“熊殺し”
の異名を持つ空手チャンピオン、
ロベルト・カーマンとの無謀な異種格闘義戦への挑戦を果たし、ボロボロになりながらも最後はバックドロップで大逆転!
誰かがいった。「これは優しさのバトルだ」。
これだけストレートな映画は久しぶりに見たような気がする。
出演者の中に劇場での演技を知っている人がいる。
圧倒的な存在感なのだが、映画というスクリーンの中でその存在感が100%伝わってくるのは難しいことを知ったが、
70%でも80%でもそれを伝えてくる役者という人種は、恐ろしいものだと感嘆した。



2.  とても良い 一色町民さん 書き込み日: 2005年03月01日

判っていても泣ける

悪役レスラーとして弱小プロレス団体を引っ張る父親と、そんな父の姿がどうしても好きになれない息子が衝突を繰り返しながらも、やがて本当の絆を結ぶまでをユーモアを織り交ぜ感動的に綴ります。
と、言うものの、ストーリー展開は、もう、ベタもベタ。でも、父親と息子のハート・ウォーミングコメディの王道だと私は思います。

主人公である牛之助を宇梶剛士が映画初主演で演じています。まぁ、合格点をつけていいと思います。その一人息子の一雄。この子こそが主人公であると言ってもいいです。演じる神木隆之介がいい。オジサンの私が見てもカワイイ、女の子みたいな美少年。コテコテ大阪弁ワールドの中にあって、ひとり気取った東京弁。(笑) 焼肉屋の息子、哲夫と「社長」と呼ばれる社長の息子を合わせた3人組が微笑ましい。哲夫の母親で、コテコテの大阪女(ド派手な衣装や朝には腋毛が髭のように...)を演じる南果歩もよかったね。

クライマックスは、お父さんの空手世界チャンピオンとの異種格闘技戦。一方的にヤラレまくって、もうダメというところで奇跡の必殺逆転バックドロップップ! ここは、タイトルでオチばれしている。(笑)でも、「絶対に最後はバックドロップで決めて終わる」って思って観ていても感動がある。そして、クライマックスの後にエピローグが続く...。このときの一雄のセリフがいい。冒頭の哲夫との出会いのシーンが伏線として効いている。王道です!!



3.  とても良い 恨ミシュランさん 書き込み日: 2005年07月21日

あったか切ないお話

らもさんの本を読むきっかけは、この「お父さんのバックドロップ」でした。原作が短編なので、映画ではどうなるんだろう?とちょっと心配でしたが、中盤からラストに向かってぐいぐいと観る者を引きこむストーリー展開と、リング上での牛之助の言葉と息子との気持ちのリンクが鮮やかに描かれています。また、在りし日のらもさんの姿も拝見でき、らもさんファンにはよりあったか切ない物語になっているのではないでしょうか。主演の宇梶さんは牛之助との共通点を「あきらめが悪いこと」とおっしゃっていましたが、あきらめが悪いことってかっこいい、と感じられるおススメの一本です。お子さんをお持ちのお父さんはもちろん、そのほかの方も楽しめる映画だと思います。



4.  とても良い jおじさん 書き込み日: 2005年04月08日

パパ号泣

買い物で疲れた身体を休めるために入ったような映画館で思わず号泣してしまいました。
大げさな大作でもなく、低予算のマイナーな邦画と言えると思いますが、息子のいる父親なら
必ず琴線に触れるような映画でした。

簡単に言うと「母親を亡くして大阪へ引っ越してきたプロレスラー下田牛之助(笑)を父親に
持つ少年と頑張る父親の話」です。ストーリーとか正直ありきたりというか、陳腐と言っても
良いくらいのものですが、この映画(原作もそうですが・・)ディティールが、素晴らしい!
主演の宇梶さんは、役作りに体重を13kgも増やして鍛えたそうですが、いい感じのファイ
ターに仕上がったのではないでしょうか?他のプロレスラーに見劣りしません。実際の試合の
シーンもハートの感じられると言うか、「闘魂」スタイルのファイトでちょっとうれしかったり
しました。驚いたのは、本物の極真館の選手と師範が出演していた事ですね。びびりました。
#本当にあんなに打撃を喰らったら死んじゃいますけどね。(汗)
そして、天才子役!神木隆之介くん、あいかわらず素晴らしかったです。
子供の会話もなかなか面白く、大阪のカルチャー全開でしたね。(ロケ地は横浜でしたが・・・)
南果歩の焼き肉屋のハデハデ女主人も下田爺ちゃんもいい味出してました。

この作品が初監督だそうですが、李監督(在日系なんでしょうね)が良い味出しています。
登場人物全部に愛情が感じられる映画はなかなかないですね。残念ながら公開している劇場が
少なく地方で観ることは、できませんでしたが、やっとDVDで観ることができます。

しかし、牛之助が決戦のリングで激白後、マイクを叩き付けた後の下田爺ちゃんの
「ワシは違うんか?」で涙腺が決壊してしまいました。
DVDでまた観たいです。



5.  とても良い さん 書き込み日: 2005年04月24日

涙のバックドロップ

原作を汚さず、適度のアレンジで仕上げる事に成功した素晴らしい作品。
お父さんは見たらヤバい絶対に泣く。
中島らもさんの原作が素晴らしいからこそこの完成度なのは言うまでもないが、
近年の邦画では間違いなく3本の指に入る大傑作。



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