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箪笥 [DVD]

箪笥 [DVD]

良い / 口コミ件数 : 39


価格 : 1,190 円





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1.  とても良い irooaさん 書き込み日: 2005年08月31日

屈指の作品

評判通りの秀作でした。
誤解を恐れずに書けば、姉スミは統合失調症の治療中です。
久しぶりに父と妖気漂う家に戻り、増悪してしまいます。
これが私の解釈ですが、様々な見解があって然るべき映画です。
なお、スミが父に対し近親相愛的な感情を抱いている説には ? です。

主な登場人物は6人だけ、韓国の映画では「寵愛」に次ぐ少なさでしょうか。
しかし、家族の演技がいずれも素晴らく、まるで舞台を観ているような感慨を抱きます。
哀調を帯びた挿入曲も美しく、ラストシーンを盛り上げます。

ひとつだけ疑問なのは、封印された(?)スヨンの部屋でウンジュは何を見たのかということ。
また、あのエピソードは必要なのかも疑問でした。
謎解きを理由にもう一度観ましょう。

大袈裟でなく、韓国の映画史に残る作品だと思います。



2.  とても良い はっちゃん666さん 書き込み日: 2005年03月19日

初めての韓国映画

最初に観たのはケーブルテレビの映画チャンネルでたまたまやっていたときでした。途中から観たので、さっぱりわからず、もう一度最初から観ました。そうしたら。。。。悲しい。。。。なんだか最後は切なくなってしまいました。そして、父親に「お前は何にもわかってやれてないんだな。。。」という怒りにも似た感情。
妄想、幻覚、自責の念に追い詰められていく姉が可哀想で仕方なかった。
自分の気が狂う瞬間を知っている人には痛い映画なんではないでしょうか。。。何度も観るとちょっと精神的に堕ちますが、私は好きです。
単なるホラーだと思っていたので、こういう内容だったんだなってわかったんでよかったです。



3.  とても良い レッドソックスさん 書き込み日: 2005年10月24日

予想をはるかに上回る傑作。

ホラーは好きなジャンルでなくほとんど観たことがありませんが、いま韓国で最もホットな女優のひとり、イム・スジョンの主演作ということで観てみました。当時女優としては新人同然でオーディションに勝ち抜いて主役の座を射止めた彼女でしたが、この映画の中でまさに中心的な役割を果たしています。

この映画、一度観ただけではわかりません。わかったひとがいればマジ尊敬します(笑)。そういう意味ではDVDを購入して何度も見るのがベスト。

自分の中に憎むべき、許せないところがあると、生きていくのがつらいですね。この映画を観て、そんなことをぼんやり考えました。

個人的には韓国映画というと恋愛モノや南北モノに強いという印象でしたが、こういう映画もつくれるのか!と見直しました。



4.  とても良い 佐倉ごるふさん 書き込み日: 2005年01月11日

実は恐怖映画ではないが、作りは傑作

ホラー、の体裁をしていますが、要は悲し姉妹愛です。

役者、脚本、美術、演出、撮影、編集、カット割、いづれも
大変よくできており、感心します。邦画でもこれくらい
の力量がある作家がいたらと思います。

ストーリーも実はよくできています。

最後の「どんでん返し」が案外、不評なように見えますが、
私自信は、こういうのもあり、かな、とは、見終わった後
で思いました。

ところで、韓国の風景って、ホント、日本にそっくりですね。
これでせりふが日本語なら、日本映画と見間違いくらいです。

でも、役者さんの演技は、日本の
役者より、ぜんぜん、うまいです。(偏見でしょうか)



5.  とても良い peco-tinさん 書き込み日: 2005年01月12日

静かに心を揺さぶる良作

 ホラーは基本的に苦手だが、DVDのスチール写真の美しさに引き寄せられて観てみたら、正直、涙出そうになった。こんな?切ないホラー?ありかよ、って突っ込みたいほど胸に迫る美しくも悲しい物語だった(良い意味でホラーとは言い難い)。出演者の演技力は総じて素晴らしい。特に冷やかさと怒り、愛情、自責の念を巧みに演じたスミ役の女優さんは最高。
 確かに突っ込み所はいくつかある。謎解きが多く、解釈を観る側に委ね過ぎる脚本と場面展開は少々疑問だし(デヴィッド・リンチかよ…)、洋画サイコホラーと和製ホラーを足して割ったドッキリ演出もちょっと安易だ。それらの要素がまとまり感を欠き、何かしらの映画の二番煎じ的だと批判を浴びるのは分からなくはない。
 しかしあくまで個人的には、出演者の演技はもちろん、後ろ髪を引かれるような叙情性、懐古的なセットや色彩のコントラストに凝った映像美、切ない音楽が好印象で、何より複雑な心理劇の見せ方は秀逸と思う。時間軸の交錯も良く言えばテンポを生み、緊張感を保つ機能を果たしている。総じて先の不満を補って余りある感じだった。特に後半の怒涛の展開は見応えがある。すべてを知っても観れば観るほど味わいがあり、スルメ的作品として完成度は高い。要するに好きです、この映画。よって星5つを進呈します。
 涙腺を刺激するラストシーンは、韓国映画としては『猟奇的な彼女』とともに、My映画史に刻まれた一瞬だった(ベタ褒め…)。



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