良い / 口コミ件数 : 18件
価格 : 4,990 円
まさに待望の、待望のDVD発売です。 なんでDVD出ないんだろうと思いながら、ずっとヴィデオテープで鑑賞していました。 問答無用、これがフェリーニの、否もしかしたら映画史上の最高傑作。 小説でも、演劇でもなく、映画でしか描けない世界、感動。 特典ディスクには「ロスト・エンディング」(当初撮影されていた列車を使ったエンディングシーンに関するインタビューとスチール写真で構成)50分と、オリジナル予告篇が収録されています。 できればフランス映画社BOWシリーズでの実に素晴らしい予告篇も収録して欲しかった、、、。
夢で見聞きしたことが思い出せないもどかしさも、この作品がDVDになってくれて解消しました。他人の夢なのに何となく既視感があるのは、みんなの夢が地続きで、そこが死か狂気の世界だから? ともかくフェリーニはそれを美しい映像にすることで「あっち側」に憧れる私たちをあやしつつ、いいから共に生きよう!と言ってくれるのです。初見時は映像の凄みとグイドの色気にしびれるばかりでしたが、繰り返し観るうちに男性というもののどうしようもなさ、それがゆえの放っておけなさのようなものに苦笑させられます。こんな人から共に生きようと言われたら「まあいっか」と答えるしかない。こんなにも生々しく美しい夢。大傑作です。
学生時代にリバイバル公開だったのを劇場で観て以来の再会。当時はところどころ意識を失ったりしたものの、マストロヤンニのシブさ、映像のカッコよさだけは強烈に印象に残り、「人生は祭りだ」がその後の座右の銘になった次第。DVDになって久々に観てみれば、いつの間にやら自分も主人公グイドと同じ43歳、映画監督みたいなカッコイイ仕事をしてるわけでも、きれいな奥さんや愛人がいるわけでもないが、マストロヤンニのヘタレ感にやけに共感を覚えたりして、ああワシも歳とったわい、と苦笑。
フランスでヌーヴェルバーグが生まれ、アメリカの資本主義、大作映画に対する批判から、イタリアからは、フェリーニやアントニオーニなどが出現した。映画とは自由である!ゴダールはそれに戦いを挑んだ。だがフェリーニは自由そのものを映画にした。本作品は、最高傑作である。映画の制作過程を映画化したのは、ゴダール「パッション」アッバス・キアロスタミ「桜桃の味」テオ・アンゲロプロス「シテール島への船出」ヴェンダース「ことの次第」トリュフォー「アメリカの夜」などがある。みんな悩んでいたんだ(笑)
個人の感覚になってしまうが、ヴィデオよりかなり画質いいですよ。 画質の悪さは感じられなかった。 パイオニアのタルコフスキーのノスタルジアとかはかなり画質ひどいと思った感覚ですけど。 作品は言うまでも無く良い。