とても良い / 口コミ件数 : 7件
価格 : 880 円
「子供が問題を起こすと、子供の次に責められるのは親、特に母親です 事情もよく知らずに想像で勝手なことを言っています それが母親をどんなに傷つけ不安にしているかも知らずに…」 本書の中の一文です。 小さな子供が奇声を1回上げただけでも、「うるさいな。躾が悪いんだよ。」と 思ったことはありませんか? その子の普段の様子も躾の様子も発達段階や年齢による特徴も知らずに。 日本は子供を生めというわりには、母親に厳しく「評価」の目線で見ている人が多い気がします。 沢山の批評の目にさらされて、母親はますます孤独になっていきます。 酷い時には、相談相手・戦友であるはずの夫からも 良いことも悪いことも上から目線の「批評」の目で見られます。 本当は、少しで良いから認めて欲しいだけなのに。 欲しいのは評価ではなくて、「頑張ってるね」と認めてくれる言葉なのに。 この本は、そんな孤独に追い込まれていく母親をそっと抱きしめてくれるような本です。 子供との接し方や、躾、教育に悩む母親にアドバイスはするのに 「こうしなさい」「だからだめなんだ」という押し付けは全くありません。 「大変だったね。でもあなたはよく頑張っているよ。」とまず言ってくれているようです。 何度も何度も、言葉を変えて、母親皆を肯定してくれます。 肯定した上で頑張らなくてもできるアドバイスをしてくれます。 本から「あなたはそれでいいんだよ」といってる声が聞こえてきそうです。 自分はこの本を読んで、欲しかったのは方法やアドバイスではなくて 今の自分を少しでも認めてくれる「肯定」だったんだなと思いました。 この本を読み終わる頃には、涙でぐちゃぐちゃで酷い顔をしていましたが とても満ち足りた気分でした。 たとえ本でも「自分を肯定してくれる人がいる」ということがこんなに自分を救うとは思いませんでした。 一生懸命頑張っているお母さんも、頑張れてないなと悩むお母さんも そんなに悩みは無いというお母さんも、育児ノイローゼになりそうなお母さんも 全てのお母さんに読んでもらいたい本です。また、全てのお母さんが読める(対応している)本です。 お母さんではない全ての方にも、この本は新しい発見ができる本だと思います。 「子供を守ろうとするなら、まず、それ支えているお母さんを支えなければなりません」 この明橋先生の思いが、多くの人に伝われば、多くの子供が守られるに違いありません。
1と2を併せ持った構成で、前半は明橋氏の説の展開で、後半はQ&Aになっている。1と2で伝わりきれなかったことが書いてあると思うが、どれも疑問に思うところ。丁寧な解説で素晴らしい。また、全編にわたり、絶対肯定の姿勢を貫いており、どんな困難な状況でも「こういう良い点がある」ことを示してくれ、単なる癒しの域を超え、価値観が変わる。考え方が変わる。最後のQ&Aの答えの最後まで行くと圧巻。ここまで肯定で考えられるのかと驚かずにはいられない。そして、この最後の答えに大切なことが書かれている。
ベストセラーな本だったので、何気なく手にとってみました。 子供に対しての対応が、1〜3巻共に「肯定型」。 自分の都合で子供に物事をさせることが、いかに親子にとって ストレスを生み出すことかを痛感しました。 著者の提示も、○×調にはなっているものの、「親はこうしなきゃ いけない」という脅迫めいたところがなく、アドバイスしているので、 読んでいて肩の荷が下りていくのが分かりました。 ちょっと手にとったところが、術中にはまり、頬をほころばせながら 本屋で立ち読みをしてしまいました。 近いうちに購入して、じっくり楽しく読みたいと思っています
本書はお子さんと親御さんに対する思いやりに溢れたとても平易な文章と、 全頁に温かみのあるイラストやマンガがあり、とても読みやすい本です。 本書の前書きに平成14年に文部科学省の委託調査で、 世界の中学生を対象とした意識調査が紹介されていて、 「自分は価値のある人間である」と思っている中学生が日本では31.5%しかおらず、 逆に「自分は役立たずな人間である」と思っている日本の中学生が、 56.4%もいるという調査結果が報告されています。 本書はどうしてそんな調査結果になったのかを踏まえて、 構成は前半が子供の反抗、自立心、甘え等をテーマに、 親としてなすべき事についてアドバイスしてくれます。 後半は第2巻で好評を得たQ&A集となっています。 いくつか例を挙げますと、 (前半) ・反抗心と自立心との関係。 ・子供の話を聞いてやることの意味。 ・子供の失敗をなじらないことの意味。 ・子供のペースを尊重することの意味。 ・親が肩の力を抜くことの意味。 ・子供が10歳になるまでの「甘え」の人格形成上の意味。 ・小さい頃からの厳しいしつけの是非。 (後半) ・子育ての自信を回復する方法は? ・子供の「かんしゃく」への対処法は? ・「人見知り」は早めに直すべき? ・子供の泣き声にイライラする。決して泣かない強い子を育てるには? ・つい子供を急かしてしまう。 ・キレない子供を育てるには忍耐力をつけさせればいいのか? ・子供の「おねだり」はどこまで聞いてやるべき? ・1人っ子の育て方とは? ・母子家庭における子育てとは? ・子供の心を開く話しかけ方とは? ・子供が不登校になったら、どうすればいいのか? 本書はこうしたテーマや問いに対して丁寧に丁寧にアドバイスしてくれます。 お母さん、あなたは1人じゃないんですよ、と声をかけられているような本です。 ひとりでも多くのお母さんに読んで欲しい本です。…もちろんお父さんにもです。
教育に関する問題が注目されている昨今において、この「子育てハッピーアドバイス」は救世主のような気さえします。まんが形式のイラストが多くて読みやすく、「活字本は苦手」という人にも安心です。また、「問題を起こさない子に育てるには小さいうちからしつけなければならないという考えは間違い」というような感じでそれまで子育てで常識のごとくまかり通っていた危険な考え方を指摘し、目からうろこのような考え方を提案しています。個人的にはこれほど優れて質のよい子育てに関する書籍はあっただろうかと思うほどです。 これから親になる人、親になった人、子育てはもうすぐ終わり、あるいは終わった人、政治家、教育系官僚、教育系審議会の方など……読んで損は絶対ないです!!