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価格 : 1,785 円
この本は社会批評社からでているが、社会批評社は、自衛隊の違憲性や非人間的な内情を鋭く糾弾する立場の出版社である。この本も、自衛隊内での、過酷で非人間的な訓練やいじめの実態などを描いていて興味ぶかい。いわゆる「内情暴露」路線である。しかし、この本の著者は、実はなんだかんだといって自衛隊に適応しており(1期で退職する組ではないし、レンジャー訓練も受けている)、そして、明示的には書かれていないものの、たぶん自衛隊が好きである。そのため、さまざまな不条理な部分はあって、笑えるが、それなりに楽しい組織、「自衛隊」の紹介本となっている。そしておそらく、出版社の意図に反して、この本を読んで、陸士をめざす若者もたぶんでてくるだろう。それはそれでいいと思うのだけど。
自衛隊の実態と、そこで貧乏くじ引く隊員は、要領が悪くバカ正直で実直な人間であることがわかる。そうした人たちを愛すべき人たちとして捉えている。つまりおちこぼれ賛歌である。
内容が昭和のエピソードばかりで古すぎる。韓国軍の類似した告白本の方が面白い