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自閉っ子、こういう風にできてます!

自閉っ子、こういう風にできてます!

とても良い / 口コミ件数 : 20


価格 : 1,680 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
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1.  とても良い もんさん(臨床心理士)さん 書き込み日: 2005年08月22日

自閉症という世界がよりクリアーに

世の中で“自閉症”という用語はずいぶんと知られるようになってきているけれども、
その実態や本質はなかなか理解されていないように思われます。

この本は、自閉スペクトラムの範疇に入ると診断されているニキさんと藤家さんの
お二人と花風社の社長の座談会形式になっています。
社長からは、仕事仲間として接する中で感じる素朴な疑問をニキさんと藤家さんに
投げかけ、お二人からは自閉スペクトラムの人から見た健常の人に対して感じる疑問を
投げかけ、それぞれ自分がどう感じるのかを言葉にすることで、感覚の違いや特徴が
クリアーになっていくところがとてもおもしろいです。

同じ自閉スペクトラムでも、ニキさんと藤家さんにも違いがあり、“自閉症”と一括りに
しているけれども、人それぞれなのだということがよくわかります。

また、「社会性やコミュニケーションの障害という前に、脳機能の障害
であり、
身体機能に支障をきたすところがあって当然」という見方は、一般にはなかなか伝わっていないところかもしれません。
身体機能の障害が原因で起きてくる社会性の障害なのだという見方ができると、
ずいぶんと世の中でも生きやすくなるのかもしれないと思いました。

健常者を“定型発達の人”と呼ぶ呼び方も、おもしろいです。
ニキさん、藤家さんのことをとてもいとおしく感じました。
オススメの一冊です。



2.  とても良い kkrさん 書き込み日: 2006年06月17日

わかりやすい!

自閉症の娘を持つ母親です。
うちの子供はおにぎりを食べたがりません。幼稚園の事情でどうしてもおにぎりという時には「中には何も入れないで」と言います。今までずっと理由がわかりませんでしたが、この本を読んでわかりました。うちの子供もきっと、中身がなんだかわからないものを食べるのが不安だったのではないでしょうか。それにうちの子供は聞いたことのない曲や見たことのないビデオやテレビを見るのをとても嫌がります。「これ見たことないんだからいやだよぅ〜〜」と言うのです。その気持ちもわかってきました。そういうことが理解できるようになる本です。難しい本の合間に是非読んでいただきたいと思います。



3.  とても良い angelinaさん 書き込み日: 2007年01月28日

目からうろこ

自閉症のお子さんを持つ親御さんや、自閉症児と接する教師、保育士など
専門分野で働く方にお薦めの1冊です。
どういうところでつまずき、どういう思考で物を見ているのか
定型発達側からは分からない部分が多く説明されていて参考になります。
また自閉症児と接していて見逃されがちな「身体的に苦痛」という面を理解するのに
とても役立ちます。



4.  とても良い はるたさん 書き込み日: 2006年07月24日

視点が新鮮! 面白い!!

 自閉スペクトラムを含め、日々発達に何らかの特性を持っている子ども達と接しています。
 この本は、「身体機能の特性(感覚過敏あるいは過鈍)」について詳しく語られているという点で他の本とは少し違う気がします。はじめに「この人たちにとって自閉とは『身体がつらい』障害なのではないか」と書かれています。今までこのような視点で考えたことはなかったので、とても新鮮でした。これは今後子ども達のこれからを考えていく上でも、とても重要な視点だと思います。その上、文章が読みやすく、面白いです。新しい発見をしつつ、楽しんで自閉っ子の世界を知る手掛かりがつかめると思います。
 自閉っ子と関わる全ての人に読んで欲しい一冊です。親御さんや自閉っ子たちにも勧めてみようと思います。



5.  とても良い らむねさん 書き込み日: 2005年05月23日

自閉レンズから見た世界

成人になってからアスペルガー症候群と診断された翻訳家と作家のお二人と、
非自閉圏の編集者お一人の対談スタイルの一冊です。

自閉者の目から見た世界がどのような感じなのかが、大変わかりやすく書かれており、
自閉者の感覚をリアルに知ることができます。
例えば、「こたつは脚がなくなるからこわい」など、
非自閉者との文化の差に「へぇ〜!そうだったのか!」と思えます。

また、他の当事者本と異なるところは、
当事者一人の自叙伝といったスタイルではなく、
当事者二人が経験を語り合い、それを非自閉者がまとめるといった形で、
わかりやすいエピソードから、自閉者に共通のエッセンスを抽出して
自閉者の特徴に一般化しているところだと思います。
例えば、自閉者が気温の変化に弱いのも、
「定型発達の人はオートマティックに対応するが、自閉症の人はひとつひとつマニュアルで対応しなくちゃならない」など、
「なるほど」と思える法則が見出されています。

非自閉者の“あたりまえ”が自閉者の“あたりまえ”とは違うということを、差別ではなく、区別として尊重するために、
是非多くの人に読んで欲しい本です。



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