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村上春樹を読んだことがない人も、なんとなく本棚にある人も。 |
本の読み方は人それぞれ。
特に、本を読むときは純粋に、文体を感じて楽しめばよい。
その本の意味とか、理解は、あえて求めるものではないのかもしれない。
でも、ある作家の作品を読むときに
その作家をめちゃくちゃ好きな人の話を聞いて読み始めるのと
そうでないのとは、大きく違う。
内田樹さんは、大の村上ファンである。
もう大好きで、たまらないのだ。
大好き過ぎて、どうして自分がこんなにいいと思うのか
解明してみたくなるくらい、好きなのだ。
まるで語りたがりの友達のように
いいものを見つけるとすぐに勧めてくる
世話好きのおばちゃんのように
村上春樹の作品について、熱く語る。
「ここが、いいのよ。なぜならば…」と。
そこにはもちろん、内田樹さんしか書けないような
哲学的な俯瞰もあり
相変わらず、気持ちよくこちらを振り回してくれる。
…とにかく、この本を読んでから、村上春樹を読み返すと
お楽しみが増えていることは間違いない。 |
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