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お笑いの世界に学ぶ教師の話術―子どもとのコミュニケーションの力を10倍高めるために!!

お笑いの世界に学ぶ教師の話術―子どもとのコミュニケーションの力を10倍高めるために!!

良い / 口コミ件数 : 3


価格 : 1,470 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:3 1
1.  とても良い パパ太郎さん 書き込み日: 2006年03月06日

使えます。

 人付き合いが苦手な生徒が増えています。いいえ、若い世代の先生方も、実は悩んでおられるのではないでしょうか。「お笑い」は単に芸として存在しているのではなく、古くから人間関係を円滑にするためのコミュニケーションツールとして用いられてきました。欧米とではユーモアといい、とても大切にされていますね。実際、サンマのしきり方など見事なもので、ただ笑ってテレビを見ているのではなく、教室で使えないかと見ることで、生徒との関係づくりには大いに役立ちそうです。また、サンマの聴き方が実はカウンセリングの原則をしっかり抑えている、というのも新鮮な驚きです。まずは一読を勧めます。



2.  良い ヒースの花の咲く丘でさん 書き込み日: 2008年12月17日

教室以外でも使えるかも

タイトルどおり、学校(主に小学校)の教師を読者対象にした、教室での「話術」を解説した本ですが、これ、意外と教室の外、一般的な「人が集まる場所」でも使えそうな気がすると思ったのは、自分が教師ではないからでしょうか。

サブタイトルには「子どもとのコミュニケーションの力を10倍高める〜」とありますが、コミュニケーション力というよりは、注意が分散しがちな人(子ども)たちの関心を自分(教師)に集めたり、バラバラになっている各人の興味や関心を特定の方向に向けさせるためのギミック類を紹介・解説しているように思われます。

小学生を相手にする学校教師が読むことを想定しているので、ギミックの表現方法も「小学生相手に効果があるように」書かれていますが、そのギミックの持つ本質的な意味は大人相手にも通用するものが多く、表現方法をアレンジすれば大人向けの「場の意識・注意を特定の方向に向けさせる技術」として、たとえば会議やセミナー、講演会などにおけるファシリテーターや講演者が使えるものにもなりそうです。

授業に集中できず、教室の規律を守れず、授業が始まっても自分勝手におしゃべりをしたり歩きまわったりし、教師の指示や注意も聞かない児童が続出し、これまでのような「教室」という場の運営ができなくなった「学級崩壊」現象をなんとかするために、教師の側から子供の興味や関心、一般的な傾向等に歩み寄ろう、そのためのヒントとして「お笑い」の世界で使われているギミックを応用しよう、というのがテーマの本。本来は「勉強の場」である授業も「エンタメ化」しないと子供たちが参加しないことを認めてしまっているわけで、それはそれで真実なのかもしれませんが、逆にいうと、そうやって、なんでもエンタメ化されてれば参加するけど、そうでないものに関しては参加しなくてOK、参加させたいならエンタメ化しろよ、という考え方を子供たちに許してしまっているとも考えられます。そういう環境で育った子供たちがそのうち社会に出てくるわけで、そうなったときのことを考えると、ちょっと怖い感じです。

きちんと働いてもらうために、仕事も会議も営業もすべてエンタメ化しないといけない日が、そう遠くないうちに来るのでしょうか。すでに、そういう傾向は見えてきているような気もします。すでにいる、そういう「大人」に対応するという意味でも、この本で提案しているギミックの本質部分を理解することは役に立ちそうです。

本のつくりとしては、全体が6章だてになっているものの、章の区切りに扉等がないため、章分けのない42項目をだらだらと読まされているような印象を受けてしまいます。もう少しページのデザインや区切りとなるページなどを工夫して、メリハリがつけてあったらよかったのですが。このだらだら感が、もしかして「むかしの授業」風? そこにメリハリを求めてしまう自分はすでに「なんでもエンタメ化を要求してしまう大人」のひとりなのかもしれません。



3.  悪い 中学教師さん 書き込み日: 2009年04月29日

イマイチでした

この本は紹介で小中学生を教える先生に向けて書かれたものかと思って購入しました。
私は中高生を教える立場の者ですが、正直今の中学生にこの本に書かれた例のような
ネタが通用するかといえば、私は子供だましのように感じます。
特に挿絵がそう感じさせます。
また、この本の切り口はとてもよいのに内容が浅く、もう少し掘り下げてあれば
いいのにと思いました。
この本に書かれているゲームなどは小学校低学年くらいが対象ではないでしょうか。
最近は、芸人がどのチャンネルをまわしても出ており、若手芸人のネタ番組もたくさん
あり、子どもたちはよく見ています。「ギャグセン」なんていう言葉を使っていること
からも分かるように、子どもたちのお笑いの目は肥えています。
したがって、この本に書かれているような内容を「そのまま単純に」授業にあてはめるだけではよい結果が得られるか疑問です。
重要なのはいかに笑いをとるかではありません。
いかにしてこちらの作る空気に巻き込んで授業に参加させるかです。
定番の寒いギャグなどを言っても、そこからいかにして教師の作る空気に生徒を巻き込んで行くかという点が重要なのであり、そこに対する掘り下げが不十分だった点、
投げるだけ投げておいてその後の処理は結局はセンス頼りかと思わせるあたりが残念でした。

確かにベテラン芸人の仕切りの技術、空気のコントロールは参考にできるところがあります。
そうした点に「今後注目させる点」では評価できます。
ただし、この本は一度でもお笑いの空気コントロールとかお笑いのリズムなどに着眼したことのある方であれば得るものはない気がします。
まじめ一辺倒でやっておられた先生のための改革書という感じです。



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