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1 ビートルズ来日の時の人々の熱狂をミーハージャーナリズムでなく硬派ジャーナリズムの立場から密に描いたルポルタージュの傑作。 2 60年安保後の来るべき70年安保改訂を前に、要人護衛の大演習としてビートルズ来日警護を大々的に行ったのではないかという大胆かつ説得力のある仮説でビートルズ来日をルポとして描写したものです。ビートルズそのものというよりそれを取り巻く日本の人々を主に描いたものです。
ビートルズの最初で最後の来日公演を取材したものだが、公演主催者に対する批判等、ビートルズファンが全くの蚊帳の外に置かれたこの公演を冷静に見つめた「レポート」である。当時の社会事情も垣間見れて大変興味深い。名著である。
全く同じであったか、記憶が薄れているが、この本の原本が出た頃に、小学校6年生で当然のことながら武道館にいけなかった人間としては、机上に悔しい思いをしながら、「ライオン歯磨き」提供の中継を見た。 その後、この本を5歳年長の従兄弟から見せてもらい、記念品として親に頼んで買ってもらった。 その後、ビートルズの新譜が出て購入するたびにこの本の原本を取り出しては見ていた。 1974年の水害で、この本が失われたときには、本当にショックであった(LPなどは、2階の自室にあったのだが、どういうことか、この本は、なぜか床上浸水した一階にあった〜当時大学にいたので知らなかったのだが〜。 この本が、いわゆるミーハーの大騒ぎのルポでなく、極めて大人の目で〜そこには多くの保守的な批判もある〜Beatlesを「理解しよう」と言う姿勢で、真摯に対応していることがすばらしいと思う。 この時代に生きていた人も、まだ生まれていなかった人も必読だと思う。