良い / 口コミ件数 : 10件
価格 : 628 円
著者の多田文明さんは、自ら「キャッチセールス評論家」と名乗っておられる方です。 「評論家」もいろいろいますが、流石にこのような肩書きの評論家は知りませんので、著者の独自の個性が現われた肩書きですね。 本書の素晴らしさもそこにあります。キャッチセールスの勧誘にのり、20に上る怪しげな団体に近づき、潜入して、ルポルタージュを書かれているわけですから、身を持って体験されたことの迫力と信憑性が伝わってきました。 類書を他で見たことがありませんので、貴重な出版だと言えましょう。 街頭でよくキャッチセールスもしくは、それまがいの勧誘をしているのを見ることがありますが、胡散臭さが先立ち、ついて行ったことがありません。私も好奇心が強い方ですから、どのような方法や場所で勧誘をしているのか、知りたい、とは思いますが、ついていく勇気がありません。 本書は、そのような読者の好奇心を満たしてくれるだけでなく、キャッチセールスに引っかかった人への対応策も紹介されていますので、被害者には朗報ですね。 巻末には、単行本を出版したことにより、訴訟が起こされた顛末が詳しく記されています。これもとても興味深く読みました。 未読の方へ、これは本当に面白い本ですから、是非お読みください。参考になりますよ。
街でキャッチセールスを見かけると、「ついていったら、一体どんなことになるんだろう・・・」とよく思ってました。今回この本を読んで、なるほどそんなことになるんだー、と、とっても面白く読みました。以前「私は絶対あやしい手口にはひっかからない」と自信を持ってる人に限って契約に持ち込まれる、と聞いて半信半疑だったのですが、キャッチセールスもあの手この手で攻めてくるノウハウを積んでいるのが分かり、やはり最初の段階でついていったら負けやな、と改めて思いました。
街頭でのキャッチセールスにそのままついていくとどうなるのか…? そんな、誰もが頭のどこかでは気になっているだろうことをホントに実践し、その結果を本にまとめてしまったのがこの一冊です。 また、この文庫本の元となる単行本を出版した際には訴えられてしまったらしいのですが、その時の経緯も今回の文庫には追記されていますので、既に単行本をお読みになったことのある方にもオススメです。
みんながみんな、経験があるキャッチセールス。着いていったらどうなるのかを知りたいところ。その実態を暴いてくれるこの本は興味深く読める。冷静に読んでいると、あまりにも滑稽な手口に笑えてしまう部分もある。しかし、実際に自分がその場にいたら気付かずに・・・。私もつい先日まで、この本に載っていた一つの職業に就いていました。不信感を抱きすぐに辞めましたが、正解でした。手口はそのまま載っていましたし、読んでみる価値はあります。もちろん、この手のセールスの撃退にも役立ちますよ!
手相、絵の即売会、テープは途中まで経験あります。手相などは1−2ヶ月に1回くらい声をかけられ、そのたびにやけに誉められます。ついていったことはなくずーっとどうなるんだろうと興味津々でした。そうだったんだ、と長い間の疑問が解決。続刊も機会を見て読むつもりです。