良い / 口コミ件数 : 8件
価格 : 1,680 円
この著者の文章はとてもスピード感があり何かジェットコースターに乗ってる ように一気に読みきった!内容は私たちと同じ普通の人々の目線になっていて とても共感しやすい人間ドラマ、その背後にショッキングな数字が、、、でも 人間の強さと勇気にふれ、途中涙がとまらなくなった。だが読んだ後、タイトルの「弱者革命」というとおり、アメリカの弱者たちの底力を感じてすかっと する。やはり読後感は希望の一言に尽きる!こういうノンフィクションは初めてだ。一冊買って親友にプレゼントした。この著者の次作が楽しみだ!
何事もアメリカの後追いをし、同じ失敗を繰り返す、今やアメリカの植民地と成り下がった日本。 選挙の不正・その追及者への公権力の嫌がらせ、高額医療費が支払えずにホームレスやフードスタンプで生活する貧困者、その貧困層の子どもたちを狙って、甘言での軍隊へのリクルートが公立高校までやってきて、戦争への見えない列車に乗せられ、それが精神に異常を抱え、社会復帰できない帰還兵を乗せて帰って来る。 劣化ウラン弾による帰還兵自身とその子どもたちの病気や奇形については触れらていないのが残念だが、兵士にならなければ大学に行けないどころか、兵士になってさえも大学には殆ど行ける事はないという事実を、当事者のインタビューを交えて書いてます。 このシリーズの続きが読みたくなること請け合いです。
大学に行く学費ため軍に入る高校生・その母の悲しみ、いかさまのような選挙マシーンなど民主主義を大儀名分とするアメリカとは思えない実情が読みやすい文章で描かれている。以前似たような内容をTV番組で特集をしていたので、やはり本当なのだろう。そんなすさまじい国であるアメリカに対して、本当に国を思いどうにかしなければと戦い続ける母親や若者・著者の愛情があふれている文章なので、内容はすさまじいけれど読後感は爽やかです。 戦争という実感のない今の日本ですが、イラク戦争にお金をだし間接的に本の内容のことを手助けしてしまった責任を改めて考えたい。そして、平和憲法をもつ国民としてその大事さを発信していかないと思う。それが日本の国際社会に対する役割なのではないでしょうか?
とても優れたルポでおそらく米国に間違ったイメージを持っている 多くの日本人にぜひ読んでもらいたい一冊です。 大統領選での電子式投票の導入に反対してハンストをしたジョン・B・ケニーの言葉から。 「…結果がすぐ出なくても続けること自体に価値があるものもあるってことを、 生まれて初めて知ったよ。 ガンジーの真似してハンストしてみたけど、ほんとうは飯を食わないことなんかより、 問うことをやめなかったことが彼の偉大さだったんだな…。」 イラクの帰還兵、イヴァンの言葉から、 「…僕はイラク戦争の帰還兵としてスピーチをしにいったんだ。 ちょうど原爆記念日のころだから、広島にも呼ばれた。 原爆資料館に行って、はじめて原爆が人間に与えた影響を知ってすごいショックを受けた。 …被爆者の人たちが僕のところにきて、僕の手を握って『あなたがやっていることは 世界の平和のために大切なこと、勇気あること、ありがとう、ありがとう』 ってお礼を言うんだ。 僕、こんなに無知だったのに。そのせいで彼ら、被曝したのに。 なんで僕にお礼言うんだ?って、彼らの顔、見られなかったよ」
世界の富の4分の1が集まりながら3100万人の国民が飢えている国、アメリカ その真実の姿とそれに立ち向かおうとする弱くて強い人々の姿。 「一握りの富める者が、それ以外の人間全部を下へ下へと押しつぶして苦しめてながら、海の向うで戦争を続け、 さらに金をもうけるようになっている」 そのことに気付こうともせづに、マスコミで流される情報しか信じようとしない人々とそれに気付いて声を上げ 始めた人々が著者の目を通して読みやすい文で描かれています。 マイノリティ-の高校生に対する軍のリクル-トの実態やリクル−トされた若者がなにも知らずに戦場に送られた末に PTSDに苦しみ見捨てられてホ-ムレスになるしかない現実 読んでいて辛い部分もありますが、その中で自分の未来を選ぶ権利を目指して希望を失わない人々に救われる部分もあります。 この流れが何処に向かっていくのか見届けていきたい。 アメリカに追従するだけに見える日本の未来にも注意する必要を強く感じました。