とても良い / 口コミ件数 : 33件
価格 : 1,680 円
一冊を通して、休みなく読みました。 なんといっても郁は止まりませんね。暴走して走り続けてます。 原子力発電所が襲撃を受けたことがきっかけに、その事件に類似した小説『原発危機』の著者である当麻蔵人は良化委員会に狙われます。そこで図書隊が保護することに。 そしてその事件は図書隊すべてを揺るがすほどの大きなものになっていく――。 基本的なラブコメはもちろん健在です! 郁と堂上教官がもはやバカップルにしか見えませんでした(笑)そして柴崎、手塚にも進展アリ!!なんかキスシーンが多い?とか思いながらにやにやと読んでました。 全四巻ということなので図書館シリーズもこれで終わってしまいます。正直すごく残念です。 エピローグまでの郁と堂上の話とか、手塚と柴崎とか、毬江ちゃんと小牧の話とか!!まだまだ書いて欲しいというのが本音です。 アニメ化も決まったようですし、もう少し書いてくれたりしませんかねぇ。 とにかくシリーズ通して最高のラブコメでした。 大好きです。
読み始めたら止まらない。待ち焦がれていた続編。大好きなシリーズの最終巻。その上、息を尽きせぬ展開だ。 冒頭から大きな事件が起こり、それが図書隊にどう絡むのだろう?と思ったときには、物語に引き込まれている。緊迫する事態は、いつものように実際に起きてもおかしくないような問題提起だ。 それでも、『図書館革命』の一気読みは難しかった。恥ずかしくなって、目が止まる。手が止まる。思わず、本から顔をあげて、ふーっと息を吐き出してみたり。郁以上にじたばたじたばたともだえてしまった。郁に限らず、ラブ面でも暴走気味。 この二人もあの二人も、それぞれのその後まで。決してあきらめずに最後まで走りぬけ。 表現の自由という、読書に興味がない人にも一緒に考えてもらいたいテーマを、作者はシリーズを一貫して堂々と描いている。好きな本を読める幸せが読者にあるように、好きに本を書ける幸せも作者にあるといいなあ。
この本、10日発売!と思って買いに行ったら最後の一冊でした。本屋さんいわく「発売日の数日前に入ってくるものなんですよ」・・・そうだったんですか!?でもあって良かったです。 さて感想ですが。郁が主役と言うのは分かってはいたものの「ここまでかっこいいとこ全部持っていくのか郁!」と思ってしまいました。もう本当にかっこいい!としか良いようのないありさま。かといって可愛い所は思いきり可愛くて。もう、どうしてくれようこいつ・・・{お砂糖の上で身もだえ・・・} 可愛いと言えば手塚くんもずいぶんと可愛らしくなって。幸せになってほしいものですがどうなるんでしょうか。あ、そういえば彼もまた「うばわれた」者ですね。**教官みたいに目撃者多数という事ではなかったのは良かった事でしたが。何事も正々堂々と!というのもすがすがしくて良いですが、こと恋に関してはちょっとは秘めて進めた方が粋なんじゃないかなーと・・・と、郁には言っても無理なんだろうなあ{笑}なにはともあれお幸せに、です。 お話は怒涛のように進みます←郁を止める人がいなかったからであろう。分厚い本の一冊丸ごとが一個のお話です{なのでトイレ休憩を入れるのにえい!行くぞー!と自分で止める所を決めなくてはいけないです}原子力発電所に突っ込んだヘリ。それと酷似した本を出した作家が自由を奪われる。その作家をかくまう図書隊。手塚彗と柴崎のやりとり{彼も彼なりに大変だったんですねあたりまえだけど}・・・最後までスリルとサスペンス!でも怖いだけじゃなくてちゃんと笑えるところや身もだえして赤面してしまうような所も用意してあって。読みながらついていくこちらは心拍数が激しくアップダウンして、まあなんて忙しいこと!{笑}この本はやはり前に出ている3冊を読んでから読むことをお勧めいたします。2倍も3倍も笑えますよ。笑えるだけでなく「考える」事ももっと出来るとおもうし・・・ 「考える」ということ。歴史から鑑みるととくにモンゴロイドに「誰か一人を祭り上げてその一人に従い考える事をやめてしまう」という集団が形成されると言う事例が多いようです。気をつけなくてはいけませんね。アンテナをぴんと張っていよう、いつも「自分はどう思うか?」と考える事をやめないでおこう、少なくとも私は。そう、思いました。お勧めの本です
最終巻はまるまる、ひとつのお話です。 でも緊迫感あり、成長あり、ラブラブありでぶっちぎり。 これまでの良いところを失わず、良い意味で予想通り。 良い終わり方したなぁ、と思います。 これまでの3作が好きな方はがっつり読んでほしいです。 メディア良化法の行く末は? 図書隊の未来は? 未来企画の動向は? そしてあの二人の関係は? その答えはこの中に!
コメディータッチのミリタリー物(ただし恋愛を含む)。表面的にはこの様に表現される作品なのに、今回もサラッと重い話題を扱ってくれました。カウンターテロと個人の自由、一体どちらが優先されるべきか。本来は同じ次元で語られる性質の問題ではないけれど、現実の世界でも政治やマスコミにおける議論の俎上に乗せられる問題でもあります。 突然発生する原発テロ。そのテキストにされたと目される、1冊の本。この本の作者に自由な表現活動を許しておいて良いのか。再び著作がテロリストのテキストに使われるのではないか。漠然とした恐怖に脅える世論は、著者に対する表現の自由の制限を黙認しようとしてしまいます。ここで登場するのが我らが図書隊。図書館の自由法を楯に、著者の表現の自由を守ろうとするわけですが… しかしこの話題。軽く扱っているように見せていますが、本当に重い。カウンターテロや環境保護といった、誰もが逆らうことができないお題目をかざして人々を思考停止に追い込んでしまい、本来は必要のない制限までも加えてしまうという手法は本当に行われていることだから、面白いストーリーなのに、スッと背筋が寒くなる瞬間があります。 無関心ほど最悪の結果を招くものはないし、正義という名の凶器ほど破壊力の大きなものはないということですね。 最終巻だけあって、色々なものに決着がついていきます。あの人とあの人とか、はたまた、あの人とあの人が!という人間関係であったり、検閲のあり方であったり。でも一番かっこいいのは、やっぱり稲嶺顧問だと思います。この人が舞台の裏側でどんな動きをしていたのか、ちょっと知りたいなあ。