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女友だちの賞味期限 なぜ彼女は私を裏切ったのか

女友だちの賞味期限 なぜ彼女は私を裏切ったのか

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1.  とても良い 山田ジーノさん 書き込み日: 2006年04月03日

もう一つの「女友だちの賞味期限」:あとがきは必読です。

決して楽しいばかりの内容ではない。
独特のユーモアに笑いもするが、全編を通じて「喪失」がテーマなのだから、当然、読後感は重い。

にもかかわらず一種の救済を感じるのは、訳者である糸井恵氏によるあとがきを読んだ時。

自身の個人的な体験をつづりながら、さりげなく友情が与えてくれる幸福について肯定的に語ってくれる。
肯定的でありながら、なおかつ友情のうつろいやすさに正面から向き合った糸井氏のあとがきは、単なるあとがきの枠を越えて、本編のなかのエッセイと同じような、あるいはそれ以上に心にしみるメッセージを伝えてくれる。

古い比喩ではあるけれど、まるでレコードのA面とB面のように、本編とあとがきの両方読んで始めて、女の友情についてのミクロコスモスが眼前に開けてくるような印象を受けた。

喪失は所有していたことの証に他ならない。喪失の悲しみよりも、「それ」を感じていたこと、その輝きを一身に受けとめた幸福感のほうがより重要なことを、このあとがきは静かに淡々と伝えてくれる。





2.  とても良い イッチーさん 書き込み日: 2006年04月30日

女の友情を考える一冊

「アリー・マイ・ラブ」や「セックス・アンド・ザ・シティ」「ブリジッドジョーンズの日記」など、シングル女性の正直な生き方が人気を呼んだドラマや映画の中では、主人公が失恋したり、仕事の失敗で落ち込んだりしていると、必ずや女友だちが酒ビンを手にゾロゾロやってきて盛大に慰めるというシチュエーションがたびたび見られます。そのためかアメリカやイギリスのキャリア・ウーマンの間では、格別「女の友情」が強固で長続きするようなイメージがありましたが、さにあらず。「女同士の友情は脆く、永遠ではない」ことは、いずこも同じなんですねー。
 
本の帯には『失恋よりも痛い「壊れた友情」の実話集』との刺激的なキャッチコピーと、「女たちは言う。「最後に頼れるのは女友だち!」でも女の友情は、ときとして恋愛よりも複雑なもの」との添え書きが……。うーん、何人かの「破局」した友人の顔が浮かびます。
 
結婚していても最後は一人になってしまうことも十分ありえます。そんなとき、心の通じ合う女友だちの存在はお金と同じぐらい大きな財産だと言えます。ありきたりですが、やっぱり友だちは大切!と、そんな感慨を抱かせる一冊です。



3.  とても良い saisさん 書き込み日: 2006年04月03日

封印していた「気まずい話」を思い出した・・・・。

最近、高校のときの同窓会に行ったせいか、この本のタイトルが気にかかって買いました。私が行っていたのは女子高です。ここに出てくる話ほどドラマチックではないにせよ、卒業から10年もたつと当時の友だちとの距離もずいぶん変わりました。卒業後による仲良くなった人もいれば、すごく親しかったのに全くいまはつきあいがない人とか。この本を読みながら、そういえば、自分の中にも知らず知らすのうちに封印していた「気まずい話」があることに気がつきました。全てが実話なので感情表現などはリアルですが、登場人物がアメリカ人ということもあって、生々しすぎず、よかったです。日本人同士の話だったらちょっときつかったかも。



4.  とても良い ニスさん 書き込み日: 2006年06月19日

自分の身近でも起きているかもしれない

「あの子、あれっきりだけど、どうしてるかな?」と、高校時代の親友のこと
を思い出した。別の大学に行き、それぞれのサークルや勉強が忙しくなり、た
まに会ってももう話がはずまなくなった。最後に話したとき、ちょっと意地悪
なことを言ってしまったのが、それからずいぶんたつ今でも、忘れられない・・・。

サブタイトルの「なぜ彼女は私を裏切ったのか」は、内容と比べてかなり毒々
しい感じがする。でも、「裏切る」というのが、その言葉から想像されるドロ
ドロしたものだけではなくて、ちょっとした心の行き違いのようなささいな
「気持ちの上での裏切り」、みたいなものだと考えると納得する。

アメリカのことだけれど、カタカナの名前や地名を日本語に変えても、充分通
じる話が多い。と、言うよりも、自分のすぐ身近で起きているかもしれない話だと思った。



5.  とても良い gonsanさん 書き込み日: 2006年04月22日

友だちとの関係について考えさせられました

親しかった友だちと疎遠になったり、何かのきっかけで友情が壊れてしまうことがある。でも女同士の友情を真正面からテーマにした本というのはあまりない。だから相手を責めたり自分を責めたりすることはあっても、壊れた関係について分析したり、考える機会はほとんどなかった。
この本を読み進めるうち、いつの間にか著者の体験と自分の体験を重ね合わせて、あの時の自分もこうだった、相手はこんな風に考えていたかもしれないと、客観的に見詰め直している自分に気づく。どちらがいいとか悪いとかではないんだ、と。そう思うことで、少し癒される気がする。訳者の糸井恵さんの後書き、それに、公式ブログのwww.onna-tomodachi.netと合わせて、ぜひお薦めしたい1冊です。



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