とても良い / 口コミ件数 : 6件
価格 : 1,835 円
最近よく見かけるIT関連のサクセスストーリーだと思って手にしたら、 いい意味で期待を裏切られた。Amazonやマイクロソフトなどの成功した 企業について書かれた本はとても多いが、その中でいい本、よい情報 に出会うのは難しい。この本はシリコンバレーに消えていったひとつの 会社について経営者の視点から語られているが、読んで得るものはとても大きかった。 また作者のユーモアはたびたび笑わせられ、感心させられた。
まず最初のつかみ方が良い。 結局は失敗に終わったということを読み手にわからせるというつかみ。 しかしながら、アップル社からの引き抜きのやり取りや、アイデアをどう活かし、 資金を調達するするかなども臨場感あふれていた。 舞台が舞台なだけに、かなりアメリカ的な内容だけれども、 起業を志すような人は、このくらいのスピードやパワーや発想が必要なんだと感じた。 非常に面白い本だった。
ペンコンピュータの会社であるGO社を起こしてから,消え去るまでの克明な物語. 1995年に発売されて,時間が立っているにも係わらず,内容が色あせて感じさせないのは,詳細な記録を基にそれぞれのフェーズに起きた判断が心情と共に説明されている点にある点でないかと考えます.つまり,起業のその時々の背景と 下してしまった(間違った)判断を記載している意味で,有意義なのではと 思います. 失敗だらけで起業の手引書としては使えませんが,何を反省して 後の起業の成功に繋げたかがよくわかります. 国内MBAの使用文献になっているのがよくわかるような気がします.
当時GOが起業した時はすごく興奮した覚えがある。 さらに95年この本が出版されてKPやジョン・ドーアを知ったな。 始めは、起業の明の部分として新しい製品、新しい市場への興奮が語られる。 いきなりKPでのプレゼンで加速をつけて急上昇。 ところが気がついたら急降下。 でもそれは暗の部分というより、むしろ会社がもつ大切な意味が次第に明らかに なる過程というべき。 とてつもない資金を投入して作った製品もジェリーのプロポーズには役立った。 ジェリーの話はすんごくうまいんだけど、このくだりがまたサイコー。 起業を考えてる人にも、普通に会社員してる人にもお勧めです。
起業におけるマネジメントのリーダーシップ、現実で直面する数々の問題、競争相手との熾烈な闘いを垣間見れた一作。最後の会社売却のシーンでCEOの涙に共感し、心を打たれた。しかし、1セントも利益を上げずに結局売却された事実は、アメリカン・バブルとしか言いようない。