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ザ・サーチ グーグルが世界を変えた

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた

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1.  とても良い 佐倉ごるふさん 書き込み日: 2006年01月27日

グーグル礼賛本・・じゃなかった、恐るべき近未来の予言の書

前半までは、グーグル登場以前とグーグル登場後
の、検索ビジネスとネットビジネスの覇権をめぐる、大変
興味深い、今日の隆盛に至った歴史が、細かに取材されています。

歴史を飾ったなつかしくも、消えていった数々の米国企業。

そして、本書の真骨頂は、後半です。ここまで時代の寵児となった
グーグルをはじめとする、「この世の過去、現在のデジタル情報
を検索する」という仕組みは、どのような発展、変貌を遂げ、
われわれの世界観、日常生活、個人に、どのような変革をもたらす
のか?

検索とは、単なる検索ではない。そこには、検索の仕組みを提供
しているひとつの私企業の意思を持ち込むことが可能になっている。

これを、グーグルの影に消えていった個人商店やネット上で
ささやかに商売をしていった人たちにいかに影響を与えたのか。
世界中のコンテンツをデジタル化し、検索可能にし、トラッキング
情報を集め、それを、商売などの目的に利用する時、「情報」を
支配するものは誰か?その社会はどんな社会なのか?

そして、悪意あるデジタル社会になるのか、すばらしく便利な社会
になるのか?その行方を占うために、現在進行中の技術の先端シーン
も取材し紹介しています。

今後のデジタル社会をしっかりと見据えるために、現代人必読
の一冊です。技術的に難解なところは読み飛ばしても大丈夫です。



2.  とても良い MY ALEXさん 書き込み日: 2006年02月19日

ビジネス革命の現在と未来を読み解くための必読書

最近読んだビジネス本の中では、最もエキサイティング且つ衝撃的な一冊。インターネット界の寵児グーグルが、殆どゼロから僅か5年間で如何にして検索エンジンのガリバー、ネットエコノミーの支配者となりえたのか?膨張する史上最大のデータバンクは我々に何をもたらすのか? まさに起こりつつあるビジネス革命、さらには経済、社会の現在と未来を読み解くための必読書として薦めたい。
検索ランクを落とした靴屋が有料広告に切り替えざるを得なくなったのは、より使いやすい検索を追求した善意の「最適化」の結果なのか、それともグーグルの陰謀なのか? ネットスケープ、アルタビスタ、ヤフー...才気と狂気に満ちたドットコム企業家たちがシリコンバレーで繰り広げる波乱のドラマ、検索ランキングアップを請け負って暗躍するSEO(Search Engine Optimization)業者とグーグルのいたちごっこの格闘劇等々、あたかもハリウッド映画を見るように、冴えわたる迫真の筆致が読者をとらえて放さない。
インターネットが人類の生み出すあらゆる情報と知識を取り込む未来のデジタル社会。そこで何十億人の検索履歴の集積によって進化した「意志をもった検索」は、あなたが誰で何故その情報を求めるのかを自ら判断し、最適な答えを瞬時に提供する。筆者は終章でそんなネット社会の未来像を描き出す。 しかし、この限りなく変容を遂げる「検索エンジン」が、究極の奉仕者なのか、それともモニター画面の背後で情報社会を支配する背筋も凍る巨大な怪物なのか、その答えは書かれていない。



3.  とても良い hbspmdさん 書き込み日: 2006年01月04日

検索エンジンが世界を変える

検索エンジンの生い立ちから、その将来像に至るまで深い洞察を施した好著と言える。
時価総額で1,000億ドルを超えるグーグルは如何にして生まれ、どこに向かって拡大しているのか。「世界で最も注目される企業」という形容詞は大袈裟ではないように思われる。完全な検索とは、「検索者が誰であり、なぜ質問したかを知り尽くした上で回答を得る」と考えられているが、その様なことが将来出来る様になるとすれば、グーグルが一番近いポジションに居ると言えるのであろう。
素人には技術的に難解な部分もあるが、昨今言われる、ネットとTVなどのメディアとの融合とはこういうことかと感じさせる記述は一読の価値がある。



4.  とても良い drivenさん 書き込み日: 2006年01月22日

全ての価値あるものがネットに繋がるとき・・・・

奇しくも今日の日経朝刊のライブドア問題特集記事で「日本にもグーグルのような価値を生みだすIT企業が出てきてほしい」なる記述がありました。

グーグルは検索エンジンを利用するひとびとの検索行動そのものを蓄積していく。まさしくグーグルの「語源」になったgoogol=10の100乗を地で行くビジネスモデル。

本書ではこのグーグルの蓄積された検索実績=利用者の嗜好・消費性向データを使えばイーベイ・アマゾンを凌ぐイーコマースが可能である、と。最後のほうに行くとあまりにも話のスケールが壮大になりすぎて読んでる自分の脳のオーバーヒートを感じました。刺激的な本です。



5.  とても良い らくだ77さん 書き込み日: 2005年12月07日

まさに名著

インターネットを28.8kダイヤルアップモデムで行っていた人や、初めて見たサイトはwhitehouse.govだという世代には懐かしく感じる、サーチエンジンの歴史まで書いてあるビジネス書。最初はgoogleが最高という「ヨイショ」本かという内容で思い通りかと思ったら、amazonやyahoo、valueclickやgoto.comなどライバル企業の栄枯盛衰や、googleの弱点までも詳細に書かれている。そして最終章の方では、インターネット検索技術が人類の知識への貢献をするようになるかなどの内容まで網羅。むしろビジネス書というより、ある意味、哲学書の趣も。これで1800円なら非常に安く、翻訳も良く、価値が高い本だと思う。金儲け話の本ではありませんので、興味を持たれた方にはぜひ。



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