とても良い / 口コミ件数 : 8件
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朝鮮の日本併合時代について、日本人が朝鮮人の独立運動を弾圧したのは間違いないが、反面、インフラ整備や近代教育の普及など経済発展の基礎を築いたのは明白である。しかし、日本が強者であり朝鮮が弱者という構図の中で、弱者の見方たるべしというマスコミ影響で、日本人がそのような主張をすることは憚られてきた。一方、朝鮮側は日本が何も言わないことをいいことに、李氏朝鮮時代に資本主義発展の萌芽があったのに、それを日本に妨げられた、日本統治がなければ韓国はもっと発展していたはずだ、IMF管理になったのも日本統治に原因がある、と荒唐無稽な主張を繰り返すばかりである。
このような中で、古典的名著であるこの本が翻訳されたことは意義深い。韓国では、反日イデオロギーに反するため翻訳が認められていないようだが、このような学術的な本が認められないようでは、真の日韓友好などは期待できないし、日本側にそれを望む必要性もないだろう。
腰をすえて読む重厚な本です。著者は「日本の搾取という陳腐なテーマだけが」論じられている点について「帝国主義とは本来、いずれの国によるものであっても、搾取的なものではないのか。」(第2章)という立場をとっています。読後に「開発独裁」の嚆矢は、朝鮮総督府であったと感じました。総督府・日本の銀行や商社と密接な関係をもって発展した財閥の姿が詳細に描写されています。登場する金季抹氏は、朴正煕時代にも「経団連会長」にあたる地位であった財界人でした。第7章の労働争議の記述は、まるで戦後の日本の労働運動の記録をみているようです。
第3章の、紡績機械を日本に買いに来て先物取引で会社の現金準備を全部すった話にも驚きますが、印象的なのは、第6章、戦後、米国賠償委員会のマーティン氏が、奉天郊外の京紡工場の十万坪の焼け跡に立つエピソードでしょう。ソ連軍が放火略奪したのですが、注によると女工さんは巧く逃がして帰国させたようです。このように膨大な原注の中にも、面白い記事が散見します。ただ、経済史の本ですから、政治事件についてはチープなデータが目立つのが残念です。翻訳は労作で読みやすいようです。引用文をもとの日本語(新字新かな)に戻す作業を行っているのには敬服しました。
第三者から見れば、当然こうなるという話を書いているだけですが、韓国内ではわずかな抄訳が出回っているだけであるといいます。その理由は、いつものアレですが。
まず、萌芽説(李氏朝鮮時代にすでに商業の芽生えがあったとする説。韓国ではまことしやかに語られている)を完膚なきまでに叩き潰してしまっています。イザベラ・バードなどによる李氏朝鮮時代の記述を見れば当然のことなのですが。また、朝鮮時代の朝鮮人地主(のちの京紡創設者)による水呑み百姓への苛烈な搾取が語られてもいます。
こういった過去の状況を、併合時代へ投影してしまっているのが韓国の現状であるというのがよくわかります。
ただ、筆者は経済学者であるために、独立運動などの政治的な話題に関してはかなりチープな考察しかできていませんので、その点は割り引く必要があるかもしれません。
しかし、韓国人・朝鮮人っていうのは三国史記・日本書紀の時代からやっていることが変わらないのですねぇ。機械の購入資金を先物取引ですっちゃって着の身着のままで帰るって……。現代であってすら何もしないでタバコを吸っている人間が尊敬される風土で、儒教の勤勉に向学精神ねぇ(笑)。
李氏朝鮮晩年の貴族:両班を中心とした物が、日本の植民地支配に組み込まれ、搾取の道具と化したことは、ブルース、カンミングス「現代朝鮮の歴史」明石書店刊に書かれていますが、典型的な植民地統治で、日本が自慢するような内容ではないと思いますが、資本主義的発展=近代化がすなわち個人の幸福でないことぐらい、今の日本の現状見ればわかりそうなものですが。 資本主義のゆがみが、日本も韓国も襲っているのだよ!近代化以前の北朝鮮は例外だが。
仲良くしろよ!