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プロフェッショナル広報戦略

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1.  とても良い ひねり揚げさん 書き込み日: 2006年02月11日

広報という仕事が分かって面白い

2005年の選挙で自民党が大勝した経緯を
自民党の広報担当議員からの立場で書籍にしたもの。
広報の裏側が分かって面白い。

話のなかで力説されているのは、
・PDCAが大事。常にマスコミの反響を見ながら
次の広報の手を打っていく必要がある。
・広報は常に組織のトップと連携の密が必要。
・マスコミをコントロールするだけではなく
 社内をマネージメントする。
・広報とはずばりプロジェクトマネージメントである。

自民党が広報戦略で工夫した点が
色々と書かれていて面白い。

これらの広報戦略は民間出身の著者が提案したもの。
基本的な考え方は至極当たり前の事が記述されている。

むしろ、驚いたのは、著者が担当するまでは、
選挙における広報はきわめてずさんだったという点。



2.  とても良い ヘルベ・チカさん 書き込み日: 2006年01月06日

そりゃ、自民党が圧勝するわけだ

昨年(2005年)、夏の衆議院選挙での小泉自民党の圧勝。
歴史的なまでの自民党の勝利は、選挙中そしてその後しばらくの間、
“小泉チルドレン”や“刺客”などの言葉とともに、
マスコミを賑わせていました。

しかし、なぜ勝つことができたのか?
郵政の民営化に関して、そこまで自分も含め関心がなかったように思えるのに、なぜこんなに自民党は票を集めつことができたのか?

その答えは、この本の著者である世耕さんの活躍。
選挙当時のエピソードと世耕氏のプロフィール。

大きな仕事を成し遂げたプロの広報マン(参議院議員なのですが)の、
考え方とHow Toは、一読の価値があると思います。



3.  とても良い picanderさん 書き込み日: 2008年01月26日

著者の失敗から学ぶ

小泉首相の独特な話法と彼のマスコミ戦術を仕切って高支持率を維持させた最大の功労者が、著者の世耕ではなく飯島秘書官であったことは、今となっては多くの人が知っている。
安倍首相の広報担当補佐官としてほとんんど成果を上げられず、参院選を惨敗に追いやった戦犯の一人とも言える世耕の執筆した広報戦略論から学ぶことは多い。
スタッフのモチベーションが大事、PDCAサイクルが大事、メッセージはシンプルに、といった大学生でも知っている当たり前のことは、あくまで「勝っている時の横綱相撲」のための戦略として読めばよい。広報以前に小泉人気は存在しており、当時はこういった基本に忠実な戦略で十分勝てた。典型的なマーケットリーダーの戦略と言える。
逆に、厳しい形成を逆転するための戦略は本書にはないし、おそらく著者は得意とはしていない。もっとクリエイティブな才能か、あるいは現場叩き上げのベテランか、そういった学校の授業では育たない才能から、柔軟にアイディアを取り入れていくべきだろう。
アメリカの大学帰りのエリートが、企業の現場で成果を出せないケースを、多くのビジネスマンは知っている。その一例として世耕氏のキャリアは検証するべき価値があると思う。本書もそのテキストとして有効であり、そういう見方をすれば決して駄本とは言えない。



4.  とても良い nakagawaさん 書き込み日: 2006年01月24日

2005年9月の選挙戦の新機軸:「広報戦略」が導入され、実行された。

2005年9月11日の総選挙は画期的であった。漠然と「画期的だ、でも、何だったのだろう」と物思いに耽っていた今日この頃であったが。この一冊を読んで、わかった。

日本の政治の在り方が、「広報戦略」の導入と展開によって大きく変化した。選挙が、そして、政治が、「広報戦略」に基づく、広報戦となった。それが本質的な変化なのだ。

政治における選択肢がどのように訴求されるのか、「広報戦略」をもとにどのように、仕掛けられ、繰り広げられるのか、その舞台裏、プロセス、狙いが開示されている。

「わかりやすさ」に絞り込んで、争点をぶらさず、伝える。その、プロセスとシステムを体系的に整備し、実装し、短期決戦が闘われた。実質的に、対抗党派は、「広報戦略」不在であったことが想像され、この広報戦においては徒手空拳に近いものがあったのかもしれない。

で、本書の著者の姿勢はフェアだ。マスメディアはこのように働きかけられている。それが開示されている。そのような理解をもって、日々の報道に接するのと、そうでないのとは大きな違いだ。

このような形で、当事者である著者が広報戦略のケースのような形で、あの時何かをやったかを開陳されたのだ。他党派もその気になればこのケースから学び、そのやり方を戦略・戦術ともに刷新することもできるのだろう。その意味でもフェアだと思う。

今後、選挙は、そして政治は、このような「広報戦略」に基づく、広報の仕掛けあいとなっていく。本書において、そのように宣言されたとも言える。

そうした仕掛けられた政治課題、優先順位、争点、論点が主力メディアで繰り広げられる中で、有権者一人一人が政治的な選択をすることになる。選挙をはじめとする政治はそういうものなのだということを改めて認識させられる。




5.  とても良い プリールさん 書き込み日: 2006年01月06日

すごくおもしろかったです

職場での営業やPRの仕事の視点から(特にプレゼン関係)、また、自分のセールスポイントをアピールするには、といった参考になりました。
また、日本の政府広報や官邸広報、先の選挙の裏側が書かれていて、興味深い。



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