とても良い / 口コミ件数 : 1件
価格 : 820 円
アン・スチュアートの作品は始めて読みました。 こちらはシリーズの三作目ということです。 まず著者自身が豊川悦司さんら日本人の有名人に敬意を表する等の 冒頭文が書かれていることに驚きました。 ハーレクインだいぶ読みましたが日本人に対しての冒頭文を 始めて目にしたからです。 ヒロインは幼い頃の性に対するトラウマを抱える美術館の学芸員 で真面目で冷静で少々気の強さを合わせ持った女性です。 ヒーローは二作目にも登場したというアメリカ人の父親と 日本人の母親との間に生まれたハーフ(混血)で秘密組織のスパイです。 性格はクールで冷徹を装っていますが根は優しい。 ヒロインの乳母のハナさん(日本人)がヒロインに託したという 国宝級の壺ををめぐってストーリーは展開します。 そしてその壺をヒロインから取り返すためにカルト教団の手下がやっきになって 追いかけていく様に引き込まれました。 最初は任務を遂行したらヒロインを殺めるはずだったヒーローの心の変化にも注目です。 最後の舞台は日本に移りますが『白様』という教祖の常軌を逸脱したさまは まさに著者も巻末に書かれていますがオウム真理教の麻原影晃そのもの。 ラストも感動的でした♪ 著者の親日家ぶりにも好感を得ました! 四作目もあるそうで今から楽しみです。