本・雑誌 昭和史 1926-1945の口コミを検索

トップ本・雑誌日本史一般昭和史 1926-1945
を 商品名

昭和史 1926-1945

昭和史 1926-1945

良い / 口コミ件数 : 19


価格 : 1,680 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:19 1 2 3 4 次ページ
1.  とても良い ヤマサンさん 書き込み日: 2006年07月21日

全国の学校で日本史の教科書として採用してほしい本

満70歳を迎える私だけでなく、戦後の教育を受けてきた人のほとんどが、歴史の授業ではいつも昭和の時代に辿り着く前に3月の年度末を迎えてしまい、時間がないということで昭和の歴史を教えてもらえませんでした。あるいは、当時の教師の誰もが、未だ余りにも生々しく体験した時代を「歴史」として教える勇気を持たなかったのかも知れません。結果、自分達にとって最も大切な時代の歴史に対する感覚が全く欠落した民族が出来上がってしまい、今やそのことが日本人を取り巻く様々な面で様々な問題を起しています。
特に今の時期、学校の歴史の授業はまず「昭和の歴史」からじっくり教えた後、順に過去に遡っていく方式を採るべきであり、半藤さんの「昭和史」、特に前巻の(1926→1945)は全国の中学、高校で歴史の時間の初めに半年、一年かけてでもぜひ教えてほしいほどの内容をもった、共通の教科書としての充分な価値のある、優れた著書だと思います。
間もなくまた、八月十五日がやってきます。マスコミは今年も恒例のように、戦争中の四年間に起きた事の悲惨さだけを伝えて、「平和への祈りを世界に向けて発信した」と自己満足に陥るだけでしょう。「悲惨な戦争の記憶を風化させないために」と言いながら、その「戦争の悲惨さ」さえ年々美化されつつあるような観さえあります。それよりも戦争がなぜ起きたか、どうして日本が愚かな戦争に突き進んで行ったのかを冷静に見つめることの方が、世界平和の実現に向けて努力するためには、はるかに大切なことなのです。日本中の年寄りも若者も、戦争を多少知っている人も全く知らない人も、この本によってその問題に対する正しい知識を持ってほしいと思います。



2.  とても良い RBM/MSさん 書き込み日: 2008年03月15日

現代日本外交の原点

戦後生まれで、日教組の教師たちが力を持っていた時代の教育を受けた我々にとって、
昭和史と言うものは、自分で勉強しなければならないものであった。

現代の日本の弱腰外交、日米関係、戦後保障など今も続いている国際問題の鍵を知るには、
少なくとも昭和史を知っておく必要があると思い、この本を手に取った。

著者の公演の活字化ということもあり、分かりやすい口語体で記されたこの書は、
戦争に向かう日本の情勢をわかりやすく解説してあり、我々が教師から教えられてきた
昭和史とは違う、生々しいばかりの記実が心を打つ。

これが、すべてだとは言わないが、現代の日本が抱える色々な問題の出発点として、国民の当然の知識として持っておきたい史実だと思う。



3.  とても良い 21世紀のケインジアンさん 書き込み日: 2009年01月03日

この本を読むと、日本はなんてバカな戦争をしたのだろうと無念さがこみ上げてくる。

本書は昭和史の第一人者である半藤氏が講座で話をしたものをまとめたものであり、リラックスした雰囲気の中、話し言葉で展開するので、読み出したらやめられない。

本書の中で、半藤氏が昭和天皇、石原完爾、松岡洋右、山本五十六、東条英機、鈴木貫太郎、その他多数の重要人物は、生身の人間として怒り、うろたえ、悩みつつ決断し、あるいは決断できないで、日本帝国が無惨に破滅する道に積極的に、あるいは、消極的に関与していく様子は歯がゆい思いである。あの戦争は十分避けられたものであるという半藤氏の思いは随所に出てくる。

それにしても、本書を読むと日本はなんてバカな戦争をしたのだろうと改めて怒りと無念さがこみ上げてくる。



4.  とても良い 哲学する河童さん 書き込み日: 2008年09月23日

単純に読みやすく、面白い。

ストレートなタイトル通り、昭和の通史です。前後二冊に分かれていて、本書は1926〜1945。
著者が行った講義を元にして作られているので、文章が口語体であり、非常に読みやすいです。

学校の歴史の授業では昭和史(特に戦後史)はなかなか深く学ぶことはできない人が多かったのではないかと思いますが、昭和史を一通り学びたいのであれば本書ともう一冊の戦後編(1945〜1989)で十分だと思います(合わせて1100ページ近くのボリューム)。

他のレビュアーの方々が書かれている通り、確かに本書のところどころでは人物や出来事に対して著者の偏った判断や評価が表れていますが、それらを真に受けるかどうかは読者それぞれ自己判断で良いのではないかと思います。ちょっと偏ってるなあと感じるところは「こんな考えもあるんだ」と判断を保留しておけばそれで良いのではないかと。
何しろ本当に読みやすいので、(著者の評価・判断を除いて)事実をさらうにはうってつけの本だと思います。面白く読めました。



5.  良い かつおどり君さん 書き込み日: 2005年07月23日

小説的のように読みやすい歴史書

「ノモンハンの夏」など第二次世界大戦に関する多くの歴史小説の著者である半藤一利が、昭和元年から終戦までを語ったもの。
人物を中心に書かれているため、小説のように面白く一気に読むことができる。
一方で、その人物像は著者の好き嫌いが明確に反映されており、すべてを鵜呑みにするのは危険である。また、戦争を日本軍という組織や日本という国家の失敗としてではなく、政治家や軍人の個人の責任や問題であるような書きぶりであり、論理的、包括的に戦争やその問題点を理解することはできない。
それでも、戦争の時代をここまで細かく興味深く描き出した本書は、著者の莫大な知識をもってのみ可能である力作であり、日本人として一度は読んで損はない本であると感じた。



1 2 3 4 次ページ

文学・評論
思想・社会・ノンフィクション
人文・思想
社会・政治
ノンフィクション
歴史・地理
ビジネス・経済・キャリア
投資・金融・会社経営
科学・テクノロジー
医学・薬学
コンピュータ・インターネット
アート・建築・デザイン
実用・スポーツ・ホビー
資格・検定
暮らし・健康・子育て
旅行ガイド
語学・辞事典・年鑑
教育・学参・受験
こども
漫画・アニメ・BL
タレント写真集
ゲーム攻略本
エンターテイメント
新書・文庫
雑誌
楽譜・スコア・音楽書
古書
カレンダー
ポスター