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心理パラドクス―錯覚から論理を学ぶ101問

心理パラドクス―錯覚から論理を学ぶ101問

良い / 口コミ件数 : 5


価格 : 1,575 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:5 1
1.  とても良い コモヒコさん 書き込み日: 2007年07月01日

3部作完結編。物事の根底にある「論理学」に着目できる本

「論理パラドクス」「論理サバイバル」に続く完結編。
心理と論理とどう関連するんだろう?とタイトルを見て最初に少し疑問に思ったが、
読み進めてみてその疑問は解消した。結局のところ心理の根底にも論理が働いているんだなぁと。

「心理」とタイトルにはあるが全般にわたってのテーマと言うわけではなく、
他の2冊で取り上げた内容に対する読者の意見などを再考する内容も多く含まれる為、
他の2冊も併読しながらだとさらに深く考えられるだろうと思う。

最終的に「すべての学問の還元先として論理学がある」的な内容があるが、その意見は確かに納得できる点がある。

生きている中で遭遇する様々な物事の本質を冷静に分析したい時に本シリーズの内容は
非常に参考になっていて、考える時に「ははーん、そういう理屈か」と納得できる事も多くなった。

ただ、本書の内容をそのまま引用して他者に対して表現してしまうと「非常にドライな人間だ」と
言う風に見られてしまうだろう。その辺を注意しながら活用したいところだ。

読み終えた後も時々引っ張り出してアタマのトレーニングに使ってみたいと思う。



2.  良い the_worldさん 書き込み日: 2005年07月24日

論理思考能力を鍛える1冊

前2冊から引き続き、論理学の観点から面白いパラドックスを集めた本。

掲載されている問題は、論理学や哲学における伝統的な問題から、非常に身近な問題まで、多岐にわたる。101問ということで、問題数が不足しているということはないだろう。

1つ1つの問題も非常に面白く、ついつい人に話したくなるようなものも多い。本書では心理、つまり論理ではなく心に焦点をあてた問題が多く、その点が前2冊とは異なるところであろう。

ただ、問題自体は面白いのだが、いくつか解説で理解できないものが存在した。また、解説で意図的にパラドックスを狙っているためか、一読しただけでは理解できない文章も存在した(理解できないほうが、論理的に正しい文章)。理解できなくても考え込まず、先に進む必要があるだろう。

また、1つ1つの問題は非常に考えさせられるモノであるため、気軽に読めるという代物でもない。頭の体操にはなるが、息抜きに読むと逆に疲れてしまうかもしれない。

それでも、これだけ多くの問題に接することができるのは非常に価値があると思う。
机上の空論ではなく、日常生活でも役立つ問題も多く、論理思考能力を養うことができる1冊であろう。



3.  良い 赤枕十庵さん 書き込み日: 2004年11月22日

論理入門に最適な鍛練書

本書は論理学の入り口に立つものにとって非常に有益な書だと思う。論理的な考えを促すには「前向き且つ批判的な見方」が非常に重要だからだ。そして、この見方は「なぜそうなのか?」、「本当にそれで正しいのか?」と考え続けることによって、培われるものだ。

私が通っていた大学では論理学の単位を数学の単位として数えてくれた。私は数学がめっぽう苦手なので初級の論理学の講座を受講した。そこで、論理とは非常に数学的な理詰めの側面を持つということを学んだ。私は論理学の入り口に立ったが、それ以上の深入りをする努力はしなかった。しかし、ここで得た考え方はその後非常に役に立っている。

本書は演習の形式をとっているため、「前向き且つ批判的な見方」の鍛錬にはもってこいだ。著者が一応回答を提示しているが、読者が別の見方をすることを拒んではいない。一日一問、頭の体操にどうだろうか。



4.  良い やーまんさん 書き込み日: 2007年03月06日

論理パラドクスの姉妹本

「恐喝のパラドクス」

「一夫一婦のパラドクス」
などなど、論理力がためされる、頭に良い刺激をおくる本です。
101問あるので、寝る前によむと、ちょっと頭をつかって
よくねむれるかもです。
(解説を読んでもわからないときはよくねむれないかもです。。)



5.  普通 六等星さん 書き込み日: 2004年11月18日

101問の頭脳筋トレ問題集

さすがに「史上最高のパラドクス全集」と著者が自画自賛するだけあって、難問が多い。よほどのパラドクスファンでないと、問題集として愛用することは、難しいであろう。我々のような凡人にとっては、必死についていくだけでも、頭脳筋トレを強いられる事になるので、心が疲れているときは、問題の難解さに打ちのめされる可能性があり、読まないほうが良いかもしれない。

それでも、この本の魅力は、正解を問うのではなく、何が正解であると思う人が多いか、つまり著者の言葉を借りれば、「読者自身でなく、大多数の人はどう考えるか」を推測させる設問が盛り込まれている点である。この「100人に聞きました」形式は、組織行動の観点では重要である。多くの人がどう思うかに従って、組織を構成する「人」の行動を予測し、相乗効果を上げ、あるいは、パニックを予防するなど、組織経営の重要な思考アプローチの練習になるからだ。期待としては、全問この形式にして欲しかったくらいだが、本書では101問中の大半を占めるほどには、派手に展開していない点が、やや残念であった。



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