良い / 口コミ件数 : 58件
価格 : 840 円
質問力とは、面談力(インタビュー力)のことだということがわかる。 特に、うなづき、繰り返し、言い換えるというのは、基本中の基本だ。 鳥の目と虫の目という視点は、マクロとミクロをうまく言い換えているので、とてもすばらしい。 質問がとても上手な人だということは、端々から想像できる。 ps. コミットメントは、日産では確達目標と言い換えてるそうだ、確実に達成する目標だということなので、本書の見出しでも、なんらかの言い換えてあるとよかったかもしれない。
コンサルタントがクライアントと話す際に心がけている「質問のコツ」を明かす、という一冊。 単発で鋭い質問を発するというより、会話の流れをうまく誘導する技術、といった感じで、「インタビュー術」といった方がむしろ正確かも知れない。 一般論だけでなく、著者の実体験が豊富に盛り込まれているため、なかなか臨場感があって楽しめる内容になっている。 本書で扱われる質問のコツは多岐にわたるが、大きく分ければ「事前準備」「会話の流れをコントロールする」「実際に質問を発する際のコツ」の三つに分かれるだろうか。 中でももっとも興味深かったのは、「会話の流れをコントロールする」という箇所だった。 確かに、いつの間にか会話があらぬ方向に進んでしまい、自分が今何を話しているのかわからなくなってしまうことは、しばしば起こる。 本書ではそれを防ぐための方法として、「シナリオを描く」「会話を俯瞰する」などのテクニックが説かれているが、実際に著者のレベルで使いこなすのは無理でも、これらを意識するだけでもかなり効果がありそうだ。 どういう問題意識を持っているかで、読まれ方が変わってくるかも知れない。 自分に役立ちそうな要素をピックアップして使ってみる、という活用の仕方がいいかと。
私の質問はいつも変だといわれます。 何を意図しているのかわからない、とか、 何でそんなこと聞くのとか。 なので、いつも質問に気がいってしまっていましたが、 「聴く」という事が質問とおなじくらいパワーをもち、 「聴く」ことが質問力につながるのだ、と理解できました。 これからは、もっと「聴く」事に力をそそいでいきます。
質問力に関する本は何冊か読んだが、大上段に構えすぎて質問力というより取り巻く環境への疑問力になっていたり、逆にこんなときにこんな質問といったマニュアル本になっていたりしがちだった。この本は具体的だがノウハウ本に陥らず、多くの具体例から気づきを与えてくれる1冊だった。質問がうまいというのは対象にしっかり向き合えていることであると思った。
人とのコミュニケーションの本はいくつか読んで来たが、 なかなかその本質を身に付けることがむずかしいと思っていた。 しかし、このコンサルタントの「質問力」を読んでわかった。 相手・相手・相手。 それは「ナラティブ」な質問をするということだった。 ナラティブ。私にとって新しい視点であった。