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伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

とても良い / 口コミ件数 : 74


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クチコミReview一覧
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1.  とても良い 三鬼なるたろうさん 書き込み日: 2003年11月15日

伝えるだけじゃない「伝わる」んだ!

本書は、単に「文章を書く!」ためだけに役立つノウハウ集ではないことを始めにお断りしておきます。私の読後の印象は、まさに「伝わる・揺さぶる」コミュニケーションに関する珠玉の書ではないかと思いました。

勿論「文章を書く!」ことを主題に、具体的な方法・実践例が紹介されているので、間違いなく今まで書いていた自分の文章が相手に伝わるものになると思います。

その上で、私がレビュアーとして伝えたいのは、ここで紹介されていることは「書く」ことだけに当てはまるのではなく、「話す」ときは勿論、相手とのコミュニケーションの場面すべてに当てはまるということ。

エピローグで著者が書いている言葉を引用します。

「相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実になっていいと思う。」

この言葉に触れたとき、書きたい!と思いました。そう、「自分という存在が関わることで、相手の新たな引き出しを開けるのだ。」という著者のように、自分自身も「伝「わ」る・揺さぶる」コミュニケーションの一つの方法として「文章を書く!」んだと。

出来る限り多くの人に読んでいただきたい、一冊です。お薦めします!



2.  とても良い new_river22さん 書き込み日: 2004年03月01日

コミュニケーション能力を高めるために

アマゾンの評価が高かったので、読んでみた。
評価通りのいい内容だったと思う。

この本のいいところはまず、読みやすいところ。2~3時間ぐらいですぐ読める。

しかし、内容は深い。

この本は「文章を書く」技術的なことを扱っているのではない。

どちらかといえば“自分の考えている事を伝える能力”つまり「コミュニケーション力」「説得力」についての内容である。

個人的に一番印象に残っているのは最後の方に記載のある「思考停止のポイント」である。
はっきりいってそんなことは考えてみたこともなかった。

そういわれると私の「思考停止ポイント」は非常に多い。重要な指摘をしてもらった気がする。

私は社会人になって4年目だが、とても参考になった。
今ちょうど就職活動している人には、もっと参考になるだろう。

自己分析・エントリーシートを書くときに、生きるヒントがたくさんある。



3.  とても良い アマゾン太郎さん 書き込み日: 2004年05月15日

この本に揺さぶられる

「伝わる・揺さぶる!文章を書く」という本から、何も伝わらず、揺さぶられなかったら、洒落にもなりませんが、そんなことはありません。本当に、いろいろ伝わってくるし、揺さぶられます。

文章の書き方について、すごく多くの論点について書かれています。だから、人によって、揺さぶられるところは、違うでしょう。でも、どこかに揺さぶられることは間違いない。アマゾンのレビューでは星の多さも大切ですが、れビュアーの数も大切だと思っています。レビュアーの数が多いのは、揺さぶられた人が多いことの証でしょう。

私は、受験生からある質問を受けたときのエピソードに一番揺さぶられました。受験を間近に控え、不安な受講生が望んだことは何か。質問に対する答えではない。それは、「安心だ」と。だから、そういう答え方をするんだ、と。

他にも、多くのヒントが隠されています。とても読みやすい本ですし、著者自身は受験小論文の指導者ですが、この本は受験小論文を超越していますので、誰にでも楽しめると思います。



4.  とても良い ginaz_fcさん 書き込み日: 2003年07月28日

考えることは生きること

真剣に他人へ自分が思っていることを伝えるにはどうしたらよいか。

考えることを放棄していてはそれは出来ないのです。

そしてそれはとりもなおさず、生きてゆくこと、に直結している
のだとこの本を読んで感じました。単に「文章を書く」ことのみ
にとどまらないものが読み取れます。

他人に理解してもらうために自分を偽る必要はありませんが、

最大の努力をすることは人間関係のためにも良いことなのでは
と思います。



5.  とても良い もうすぐ年金がもらえるおじさんさん 書き込み日: 2003年08月10日

小論文指導のベテランが熱く語る「想いを伝える文章」のコツ

 最近自分の文章が気になっていた。カサカサしている、訴える力が弱い、リズムが悪い、そして何より読みにくい。そんな時、たまたま立ち寄った書店で手にしたのが本書である。

 プロローグは、「あなたが切実に受け止めるのはどんなことですか」という設問に「とりあえず」の多い文章で解答した17歳の少女を著者が指導して、心のこもった文章が出来あがる体験からはじまる。そして、訴える力のある文章は自分の頭で考えたもので、自分の頭でものを考えないことは「不自由」なことなのだと説く。

 続いて、文章の7つの要件、意見・望む結果・論点・読み手・自分の立場・論拠・根本思想が、実例を交えながら解説される。

 実践編では、上司を説得する、お願いの文章を書く、議事録を書く、自薦状???書く、お詫びをする、メールを書く、というようにそれぞれのシチュエーションに応じた書き方が解説される。私は仕事柄詫び状をいくつも書いたが、ここで例示された詫び状は大変参考になった。議事録の書き方も使えると思った。

 上級編では「引きの伝達術」、「動機を作る」、「やる気をわかせる指示の出し方」、「思考停止ポイントを発見する」という4つのノウハウが披露される。
 さらに著者のコミュニケーションに対する考え方、エピローグと続き、自分の思いを殺して表面的な結果を得るのではなく、自分の偽らざる想いを相手に伝えて人とかかわって行く大切さを説く。

 本書を構成する一つ一つの文章は、借り物でなく、自分の頭で考え抜かれたものである。文章のリズムも良い。例えば「今日も、ち?うした教科書にのらない名文が、どこかで書かれている。おかげで、電車は走り、ビルは建ち、宅配便が届き、世の中が回っていく。」といった調子である。ハウツー物の域を越えてコミュニケーション論・人生論までの広がりを感じさせる、入魂の一書である。



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