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1. 良い |
toroiaさん |
書き込み日: 2003年12月18日 |
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持ってて損はないけど |
とても面白い本です。なにせ、3000項目もの幻想的な存在が、 洋の東西を問わず一同に会し、肩を並べているのですから。 数も多いのですから種類も色とりどりで、パックやゴブリンといった 有名な妖精から、ブラジルのエンカンタードたち、ロシアの チェレミス人(マリ人)の数多くのケレメトなど、日本ではほとんど 知られていないようなマイナーな存在まで網羅されています。 さらにどの項目にもリファレンスがあり、より詳しく知りたいという 読者にも配慮しています。 また、巻末の種類別・地域別索引も参考になります。たとえば 「水」に関する妖精・妖怪を調べようと思っても、200以上あって 逆に困ってしまうほど。 ただ、監訳の松村一男さんがあとがきに書いているように、 情報が不正確なところも結構多かったりします。これは一人の人間が 世界中のあらゆる文化から項目を集めようとすればどうしても起きて しまう問題ではあるのですが。たとえば、「カミ」の項目に 「日本の精霊」とあるのはいいんですが、なぜかそれよりも先に 「韓国の精霊」とあり、地理的な混同がおきてます。著者のホーム グラウンドであるヨーロッパについてはその心配はあまりなさそう ですから注意すればいいのですし、監訳者のいうとおり、知識の ある人なら自分で間違いを見つけられるだろうとは思うのですが、 残念なところです。 それともう一つ、図版は多いんですが、どれも出典がありません。 なんだかんだいっても、今のところこれだけのボリュームの類書は ないですし、この手のものが好きな人には充分価値はあると思います。 |
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