とても良い / 口コミ件数 : 3件
価格 : 1,575 円
日本漢方(和漢)ではなく、中医についての解説書。 非常に読みやすく、現代の日本に存在する和漢・西洋医学・中医の違いを その歴史的背景から現状までわかりやすく書かれており、非常に好感が持てる。 3種の医療・医学は、対立するものでもお互いを否定するものでもなく、 同じものを違う方向から見ているのだという理解が必要である。 中医を闇雲に推薦するものでもないことをここに強調したい。
〜著者は別の出版社でも理論にフォーカスした中医学の入門書を出しているが、こちらのほうが圧倒的に分かりやすい。また鍼灸の概略、良い医療機関の見分け方などについては本書独自の内容である。中医学の概略を知るためにうってつけの一冊。
出版社のライターさんが編集協力しているようだが、わかりやすさについてはおそらくこのライターさんの寄与が大き〜〜いのだろう。このような実用書は学術書と違って明快さが重視されるためだろう。〜
本書は東洋医学の入門書ですが、日本の一般読者にも理解しやすくするために、本書では中医学(=中国の伝統医学)を東洋医学と呼んでいます。 西洋現代医学・中医学・日本漢方という三者の違いがとてもわかりやすく説明されていて非常に面白い。 他にも、良い東洋医学の先生の見分け方や(東洋医学は現代医学以上に個々の医師の力量が問われるのだそうです)、現代の日本の東洋医学の現状・問題点等も詳しく書かれてあります。例えば、本家中国では現代医学と東洋医学の良い部分だけを組み合わせるという「中西結合」という施策が採られており、医師になるための試験制度にもそれが適用されているが、日本ではまだまだ遅れているといった内容です。 入門書とはいっても、想像以上に深く・濃い内容で読み応えも有り、東洋医学に興味を持った人が一番初めに手に取る本としては最適ではないでしょうか。素晴らしい本だと思います。