とても良い / 口コミ件数 : 25件
価格 : 1,995 円
成功する結婚のギャラップ調査の話から始まって(これは実にスリリングな滑り出しだ)、どことなくあいまいなマネジャーとリーダーの違いを、それぞれたった一行でまで絞りこんで、あざやかに説明する。 すなわち、マネジャーとは現在のこと、ひとりひとりの個性に照準を合わせること、リーダーとは未来のこと、ばらばらの人々の心を、たったひと言でひとつにすること。 それぞれ一章ずつを当てて、前者は日々の業務の改善であり、それも一人ひとりの特色に焦点をあてて、最大限に活かすことが、全社ビジネスへの波及ともなるとする。後者は危機状態にあるビジネス環境において(たとえば今の牛丼吉野家の状況だ)、いかにリーダーのひと言が従業員を鼓舞するか。「未来の姿」に執着する能力ともいえるだろう。 そしてマネジャー論、リーダー論に続く第5〜7章も出色である。自分がしたくないことを見つけ出し、それをやめる。それだけのことなのだが、その語り口は、まさにすぐれた「リーダー書」となっている。 著者はギャラップでバイス・プレジデントを務めた経歴を持つ独立コンサルタントである。そうした経歴をもつ翻訳モノ(特にアメリカ人の書くもの)は、自慢や法則に満ち満ちていて、ヘキエキしてつまらないものが多いが、この書は気持ちが良くなる本である。
本書は、組織、プロジェクト、チームが成長していくとともに、重要性が増してくる本です。 リーダー、マネジャーがこだわるポイントを提示することがメインなのですが、次のことも、伝えています。 ・リーダー、マネジャーのいずれかのスタイルが良い、悪いというのではなく、それぞれが必要な役割を持っている。 ・個人の強みを活かせる役割を担い、全体としてバランスが取れればよい。 小規模〜中堅規模の組織運営に関するエッセンスが凝縮されています。 本書は、2006年これまでの段階で、もっともお勧めするビジネス書の1冊です。
「リーダーとマネジャーはどう違うのか」ということは常々疑問に思うところである。双方に優れた人材というものはそうそう存在し得ない、ということもよく言われるところであるが、筆者はその本質を見事に突いているように思われる。リーダーが力を注ぐ点とマネジャーが重要視する点は混同されがちであるが、両者の思考の出発点は全く正反対と言っても良いものである。 組織の継続的な成功をもたらすには双方の要素が必要であるが、必ずしも一人で双方の役割を果たせるものでもなく、またその必要もないように思われる。より良いリーダーや優秀なマネジャーである為に必要な要素は育てられるものとそうでないものもあり、これらの性質を知ることもまた重要である。 筆者は世界のトップレベルのリーダーやマネジャーについての調査に携わった経験を基に、優秀なマネジャーや尊敬すべきリーダーの具体的な事例を交え、問題を深く掘り下げ、核心を出来る限り単純化し、本質を簡単な言葉で伝えようとしている。単純化する分、削ぎ落とされた点もあるかもしれないが、十分に本質が伝わる一冊となっている。
リーダーとは何をすべきか? マネージャーとは何をすべきか? 具体的に取るべき行動を明確に伝えてくれている本。 リーダーとは、「未来を明確に示す」行動を取るべし。 マネージャーとは、「一人ひとりの強みを活かす」行動を取るべし。 これらの、具体的な行動をさらに詳しく学ぶことが出来ます。 非常に分かりやすく、体系立てられている良書です。 ただし、著者は一人ひとりを大切にするマネージャータイプではないため、ちょっと恣意的な文面もあります。 内容はホンモノなのでそこに抵抗を示さずに、しっかり読むことをお勧めします。
本書を読み、「目から鱗」でした。 近年、構造改革により効率化を進めた結果、少数精鋭で何でも臨機応変に業務をこなさなければいけない大変厳しい時代であります。 このような時代 どうすれば 継続的な成功を収めることができるか に対する ひとつの答えだと思います。 本書では、冒頭のレビューのとおり、リーダーとマネージャーの役割はまったく違うものである。個人が継続的に成功するためには、自分がしたくないことを見つけ出し、それをやめることであると説いています。 他にも いろいろと なるほど と興味を引く考え方が書かれています。 おもに、リーダー、マネージャーの方、は、一読する価値があると思いました。