とても良い / 口コミ件数 : 14件
価格 : 880 円
バフェット、ソロス等とならぶ現在米国で最も成功した投資家の1人であるジム・ロジャーズの3年にわたる世界一周の旅行記であり、彼の投資哲学や、人類・歴史・政治に対する見方が随所に明らかにされる。ちまたに溢れるお気軽で、真実かどうか眉唾な「○年で資産○億」といったものでもなく、また、統計数字を並べてBRIC経済を説明するような安易なものではない。著者の卓越した冒険心と「単純な(市場経済への信奉と多くの人が悲観している時に買い、楽観している時に売る)」投資哲学に圧倒される。単なる旅行記としても楽しめるし、投資手引書、はたまた人生訓としても読める。
この本は各国の分析を筆者独自の視点で行っています。 言わずと知れた投資家ジム・ロジャーズ、ちょっと変わったお金持ちですが、 3,4年前に筆者が予想した未来の展望が現在かなりの割合で的中していることが わかります。 旅行好きな方には、自分の行ったことのある地域がこのお金持ちにはどう見えるのかが わかり、とても興味深いと思います。日本に対する分析についても是非読むことを お勧めします。 移民に対しての考え方はとても参考になりました。
私は彼の著書は全て読んでいますが、その中でも多分最高傑作ではないでしょうか。 何よりも目を開かされるのが、かつて四千%のリターンを実現した洞察力の基礎となっている歴史認識と地理の素養です。 そういったものがいたるところにちりばめられています。 「ロバは旅に出てもロバのまま。 馬になって帰ってくるわけではない」と喝破したのは故・山本夏彦翁ですが、下手にパッケージ旅行するより、この本を読んだほうが現地の知識を深めることができるでしょう。 間違いなく、歴史に残る一冊です。
「商品の時代」の著者でもあるジム・ロジャーズの冒険記2作目。116カ国を特注のメルセデスベンツで走破した著者らは、独自の視点で世界観や歴史観を語ります。 中でも、ブラックマーケットや入出国手続きの煩雑さを題材とした政府・通貨の健全性を確認する作業は、どの章にも出てきますが、非常に参考になりました。また、政府(特にアメリカ)に対する批判的な見解は手厳しいものがありますが、現地の人々を愛してやまない著者の、期待の裏返しであるように思います。時として、冷徹な物事の見方で現実を直視させられますが、物事の本質を見極めようとする姿勢が伝わってきます。 「この本の内容の真偽に関しては、自らの目で確認する他ない」 読んだ後にそんな風に思えれば、あなたにとって有意義な本なのだと、そう思います。
この本から、世界史を学ぶことの重要性を改めて認識した。 ジムは、世界のどこを旅行しても、その国の政治・経済・文化・歴史と照らし合わせて、人々の生活を見たり話を聞いたりしている。 歴史の本って、どうしてもつまらないことが多いものだが、この本からは実用的なことも含めて色々なことを知ることができた。 日が経ったころにもう一度読みたい。