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カンブリア宮殿 村上龍×経済人II

カンブリア宮殿 村上龍×経済人II

とても良い / 口コミ件数 : 6


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口コミ件数:6 1 2 次ページ
1.  とても良い にあぁさん 書き込み日: 2008年03月06日

村上龍という翻訳機

村上龍氏出演のテレビ東京系の番組の書籍化、第2弾。

第1弾でも感じていたことであるが、村上龍氏の翻訳機能。
「企業経営」というジャンルでこの国でトップを走る人たちの価値観や、判断の基準はいくら伝えようとしたところで、その立場、その場面に立ってみないと、とても実感できるものではないと思う。
その上、登場する社長は現時点で成功した会社のトップであるため、より「結果論」としてのお話になってしまうのは、書籍であれば致し方ないところだろう。

ただ、この番組でホストを務めるのは村上龍氏である。
経済小説でもかなり取材を重ねた詳細な作品を世に出している龍氏だけに、実際に企業を経営している立場と、その立場に対して興味を持つであろう一般人の間を絶妙の切り口でつないでいる。

言語能力という点を加味すれば、龍氏以上にこの番組のこの役割を全うできる人がいるとは考えにくい。



2.  とても良い vegaさん 書き込み日: 2008年04月24日

面白い。

番組が好きなので本も読んでみました。
それまではなんとなく村上龍は不遜な感じがして
好きではなかったけれど、テレビの向こうにいる彼は
なんとなく嘘がない感じがして好感が持てました。

くら寿司の社長、洋麺屋五右衛門などの社長、
TOTO、堀場製作所、ファンケル・・・。
いろいろな社長の話はそれだけで面白いけれど、
他のレビュアの方も言っているように、
村上龍の存在がとても大きい。

彼のフィルタ、彼の視線を通しての社長、企業、仕事・・・。
それがまた魅力的で本もとても面白かった。
一人の社長ごとに2ページほどの村上龍のコラムがあるが、
それがとてもよかった。
オススメです。



3.  とても良い DSライトマンさん 書き込み日: 2008年07月12日

龍の眼が秀逸。経営者の生の声もGoo−。小池さん・・・

自分にググっときた経営者について。
・くらコーポレーション:田中邦彦「3つの喜び・・・」
・吉野家:安部修仁「自分に向くものはもっと他にあるのはずだと思って決められないでいる人というのは・・・」
・ソニー:出井伸之日本は半導体協定で、アメリカに「官民一緒になってはいけない」と言われたから、・・・
・ジュンク堂:工藤恭孝「〜ここでやっと見つけた」
 龍氏「知識を得ることは刺激的だと・・・」
・バンダイナムコ:高須武男「なぜ経営統合を選んだかというと・・・」
・ローソン:新浪剛史「セブンーイレブンの真似をすればいいじゃないかと・・・・」
・テンプスタッフ:篠原欣子「〜で、あの人はどこから来るんですか」と聞きましたら・・・」
など。番組の放送内容と、あと村上龍さんの書き下ろし「RYOU'S EYE」が秀逸です。
そのほかの社長さんも語りが面白くためになるなと思いました。テレビより面白い?



4.  とても良い KASUMIさん 書き込み日: 2008年10月13日

成功への共通した階段

 「平成のカンブリア紀」の経済人を迎えたトークライブ番組である「カンブリア宮殿」の書籍化第2弾。クローズアップされる業種も多種多様であれば,登場してくる成功者達の人物像も多種多様。TVで見た方が臨場感があって楽しいけれども,こうやって活字でじっくり読んでみると,TV視聴時には多種多様と感じていた成功への階段も,実は共通した一本の同じ階段に見えてくるから不思議。

 本巻で心に残った件(くだり)は,

―吉野家ホールディングス社長―
「どんなに小さなことでも,その役割を全うすると次の世界が見えてくると思うんです。」
―堀場製作所最高顧問―
「フィーリングで「何となく面白くないな,この仕事」と思っているだけで,実は一度も本気でやったことがない。」
―ファンケル名誉会長―
「業界に首までどっぷりつかっている人は,その常識のなかに埋没してしまっているので,新しいことが見えないんです。」

 …等。

 その言葉の背景にある,気が遠くなるような努力と謙虚でひたむきな姿勢,それが成功する秘訣なのだという,まさにミもフタもない事実を目の前に突きつけられる。どこぞの自己啓発本などよりもよっぽど健全で正しい方向へとモチベーションUPできる良書である。



5.  良い kubotechさん 書き込み日: 2008年04月22日

社長の目線、考え方を追体験できる楽しい本。

1がとても面白かったので、2も読んでみた。
構成などは変わらないが、登場人物が変わっているので、十分な気付きがあるし、パワーダウンしている感じがしなかった。
中小企業と定義されるサイズの会社のカリスマ経営者や、大企業の雇われ社長、世襲している社長など。
多様な社長が登場するのだが、どの人の言葉も実績がともなっているだけに深みが感じられた。
社長という立場は、こういう風に会社を見ているのかと、疑似体験ができる、楽しい読書だった。



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