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才能とは無意識に繰り返される脳の思考パターンだった |
著者は米国のコンサルティング企業ギャラップの元トップ。
この本では才能という掴み所の無い概念を、
「才能とは無意識に繰り返される思考、感情、行動パターンである」
とし数十万人に及ぶ膨大な調査からデータを洗い出して
「目標志向」「着想」「責任感」など34種類に分類しています。
本についているIDを使ってインターネットでテストを受けることで、
自分がどのような才能を持っているのかチェックできます。
(テストは1回しかできないので、30分くらい集中できる時間を確保する必要があります)
一般論として自分の強みを生かした職業に就くべきとはよく言われることですが、
実際に自分が何に向いているのか、漠然としかわからない人が大半だと思います。
このテストによって自分にどのような才能があるのか、言いかえれると
「自分はどのような特徴的思考パターンを持っているのか」を把握することによって
より向いている仕事を見つけやすくなるのではないでしょうか。
この本では34の才能についてそれぞれ解説し、強みの生かし方を説いています。
コンサルティングの本ですから網羅性があり解説も多岐に渡っています。
しかし具体的な職業と才能についての統計的な詳細データ無いので、その点は少し残念です。
例えば「優れたパイロットは○○の才能を持っているケースが多い」
などの話題はあまり多くありません。
読者が興味を持つのはこういったことですが、才能と職業を強く結びつけるのは
好ましくないという筆者の判断なのだと思います。
34の才能から一人一人に強く出る5つの才能を選ぶパターンは3000万通り以上あるので、
(34個からその人特有の5つの才能を、特徴の強さの順番に選ぶ)
ある才能とある職業が1対1で結びつくものでは無いからです。
大まかな傾向として「自分はいったいどのような思考パターンを持っているのか」
を把握するためにこの本を活用すると良いと思います。
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