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実在の企業の財務諸表を例に使ったりと比較的読みやすくとっつきやすいです。 また、会計理論だけじゃなく内部統制や財務分析といった内容も含むので、特定の資格取得のためのテキストというよりは企業会計の理解を促進するためだったり、会計士を目指す方の入門書的な本だと思います。
まず、幅広い読者の多様なニーズにこたえる構成をしている。 第2章から第14章までの各章を三つのパートに分けている。 「会計のいま」「理論と歴史」「ケーススタディ」の各パートのことである。 学問的探求を目的としない読者にとっては「理論と歴史」を除くパートを読めば 今日の会計の現状と、現実社会でどのように会計が影響を及ぼすかを幅広く理解できる。 一方で会計学という学問を究めたい読者は全てを網羅的に読み進めていけばいい。 また、終章では本書で得た会計知識を利用して企業評価をするための導入を提供している。 企業価値評価の勉強をするにあたっては基礎的な会計の理解が必須である。 しかし一般的な企業価値評価の教科書には、丁寧な会計に関する記述がないことが多く 会計に関する記述が不十分なまま、不完全な理解を進めている方も多いのではないだろうか。 だが本書では会計の知識と企業価値評価との有機的結びつきが明らかにされている。 その点で会計のみならず企業価値評価、ひいては投資理論の勉強へと発展的に学習を進めてゆきたいと考える方にとって 会計という最も基礎的で最も重要となる土台を固める意味で、本書を手にとることを薦めることができる。