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経営学のフィールド・リサーチ―「現場の達人」の実践的調査手法

経営学のフィールド・リサーチ―「現場の達人」の実践的調査手法

とても良い / 口コミ件数 : 3


価格 : 2,940 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:3 1
1.  とても良い jpさん 書き込み日: 2007年07月17日

調査なくして発言なし

経済学や経営学を作ってゆくためにはもちろんニッチを探すわけだが、ニッチには確立した研究方法論がない。
この本に登場する人々は自ら苦労して研究方法を手探りで確立しつつ、一家言を有するようになった人々だ。
苦労話を交えながら、自らの仮説とそのもとになった経済学・経営学のしっかりした基盤の上に立って話を進めている。
話し言葉なので、読みやすいのが特徴。



2.  とても良い kokokoさん 書き込み日: 2007年10月23日

貴重な経験談

筆者たちは経営学の分野における、まさに「調査の達人」。
定性的調査を主体とする社会科学全般を志向する人におススメです。

個人的には、藤本、佐藤、三品あたりの経験談が大変参考になりました。



3.  良い Ptさん 書き込み日: 2009年01月18日

■経営学とは何か?どのように生み出されるのか?がリアルに分かります■

・経営学がどのようにして形作られているのかが非常によく分かります。
 MBA系の本を読む前にこのような本に是非、目を通すべきですね。
・現実の経営と理論なぜ乖離するのかがよく分かりました。
 (様々な理由があるが
  企業の競争力の真に迫りたいが企業の側は情報公開する義務がない。
  また現場は統合できない矛盾が色々ある。結局、伝搬しやすいように
  統合するが、現実とは乖離する。)
・共著者陣が素晴らしい人ばかりですね。
 特に、藤本さん、三品さん、和田さん、佐藤さん、川喜多さんの章で
 色々な発見がありました!
 (私は経済学の学界における地位などは門外漢なので正しいかどうか
  分かりませんが、”右”と”左”の両横綱を連れてきた感じがしました。
  特に川喜多さんは”筋金入り”と表現するに相応しい尖りぶり!)
・どの流派、どの要素レベルでも強みと弱みがあると。
 −定量調査(ワンショット・サーベイ)⇔定性調査(フィールドワーク)
 −経済学⇔経営学(ビジネススクール)
  経済学=企業と消費者が合理的と仮定して、
      なぜそういう行動を取ったかを説明する 
  経営学=現状の経営は上手く行っていないことが多い。
      どのように経営すべきか規範論を教える
 −フィールドワークの”数”と”質”のトレードオフ
  深く入らなければ意味がないが、沢山やらないと”学”や”説”
  にならない。時間制約、企業からの協力がもらえるか制約、経済制約
  など様々な制約と戦いながらバランスを取る必要がある。
  (ある人は、トヨタ自動車だけで10年やる、ある人は特定企業・業界を
   1ヶ月単位でまとめる などなど)
・川喜多さんの記述は一読の価値ありますね。
 −中小企業の経営者が貧乏だというマスコミの論調などは
  フィールドワークをしたことがない、固定概念以外のなにものでもないと。



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