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ゼミナール 経営学入門 ゼミナールシリーズ

ゼミナール 経営学入門 ゼミナールシリーズ

良い / 口コミ件数 : 7


価格 : 3,150 円





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1.  とても良い t-tatsumiさん 書き込み日: 2003年06月15日

名著!

 経営学の入門書としては素晴らしい出来です。経営全般について総合的に書かれているため、自分が今まで会社というものに対していかに無知であったかを痛感しました。本書の特によいと思った点を3つ上げると1)説明が整理されており明確なので、読みやすく面白い。2)経営は複雑であり変化に富み生き物であることが実感できる。3)経営とはその国の社会性や構造に大きく影響されることが分かる、などです。本書では特に2)が最も興味深いのですが、個人的には3)が本書の重要性を高めていると思います。それはその国にはその国に合った経営の仕方が少なからず必要であるからです。名著と呼ばれる経営書は欧米のものが多いですが、日本社会に合ったマネジメントを研究し発表され、それが日本の社会に影響を与えるようになって欲しいと本書を読んでいて思いました。経営学初心者の方はこの本を読む前と後では会社に対する見方が大きく変わっていると思います。



2.  とても良い spocktakayamaさん 書き込み日: 2004年01月04日

時代にマッチした経営の本

昨年、第2版を読んだ時はやや違和感を感じました。が、この第3版ではまったく感じませんでした。なるほどと思うことが多い上にある程度の方向性を示唆してくれます。

特に共感を得たのが、アンバランスの上で如何にバランスをとるかという点です。この切り口は会社の中で随所に見られ、ややもすると問題を単純化したいあまりに一方向の考え方に凝り固まってしまうことへの警鐘を与えてくれます。他のビジネス書で「こうすれば大丈夫、儲かる、成功する」という安易な方向付けから脱却して冷静に判断するために、是非この本をお勧めします。但し、分量が多いのが難点です。全部読むのが大変だと思う方は第3部の「矛盾と発展のマネジメント」だけでも読んだら良いと思います。



3.  とても良い strategistさん 書き込み日: 2010年01月12日

矛盾と発展のマネジメント,

著者は実務経験がない学者であるが、本書は組織で働く人には共感を覚える記述が多い。マネジメントは企業経営者だけが知っていればよいのではなく、組織のなかなかのさまざまなレベルでのマネジメントがある。外国のテキストの直訳ではなく、日本の企業の実情に合うように丁寧に記述されているので600P超の大部でありながら、飽きがこない内容だ。本書を読んで全体像を捉えてから、マーケティング、HR、戦略を学んだほう理解が深まるように思う。



4.  普通 ontheedgeさん 書き込み日: 2004年08月04日

個性のある入門書

本書のいい点は、著者独自の視点が盛り込まれていることに尽きると思います。入門書にありがちな通り一遍な理論の解説にとどまらず、著者がそれをかなり噛み砕いたうえで執筆していることが読むとすぐにわかります。個性的な入門書です。

しかしながら、そのいい点が逆に諸刃の剣でもあり、噛み砕いたがゆえに、初学者には内容をわかりにくくしているのも事実です。思うに、まるっきりの経営学初学者が読むというよりも二冊目の経営学入門の本、もしくは授業などで教員の解説つきで読むという位置づけが適当だと思います。そうすれば本書に書かれたことがさらによく理解できるでしょうし、著者の視点として新たな発見があると思います。

経営学初学者は榊原清則先生の日経文庫から出版されている経営学入門上下巻や英語の本ですがMorgen WitzelのManagement : The Basicsなどで経営学の感じをつかんだらいいのではないでしょうか。

ただ個人的には、この種の基本的な本はある程度信用のおける内容のものを数回読んできちんと理解したほうがいいと思っているので、少しクセのある本書を二冊目に読むよりも、あまり有名な本ではないかもしれませんが柴田悟一・中橋国蔵先生の「経営管理の理論と実際」を二冊目に読むといいのではと思います。この本はけっこう厚く扱う内容も広いですが中身はかなりしっかりしています。ともあれ、とりあえず有名な先生が書いた本だから中身も良いだろうし、とりあえず買う・読むというよりも、きちんと中身を評価すべきではないかと思いました。



5.  普通 shin681010さん 書き込み日: 2005年10月24日

薄めすぎたカルピス

 題名は「経営学入門」であるが、いわゆる教科書的には書かれていない。経営学発展の歴史を俯瞰し、最近の学説のトピックスを追うにはやや不便。本書はむしろ、「経営哲学」とでも言うべき、経営にとって必要な考え方、あるべき思考方法について、これでもかというぐらいに記述している。
 しかし、記述はよく言えば詳細、悪く言えばあまりにも冗長であり、途中で飽きることがしばしばであった。辛抱して何とか最後まで読み終えたが、言わば「薄めすぎたカルピス」のようで、読後の満足感は今ひとつであった。もっとコンパクトに、エッセンスを記述することは可能であったはず、と思う。
 したがって、経営学全般を広く浅く学ぶ入門書をお求めの方には本書はおすすめできない。一般的な意味で言う経営学入門書としては、「テキスト経営学(ミネルヴァ書房)」や、本書と同じシリーズの「ゼミナール経営管理入門(日本経済新聞社)」をおすすめする。
 しかし、本書の「矛盾と発展のマネジメント」の章は精読に値する。パラダイム変換、という言葉を著者は使っているが、企業経営において、成功体験がややもすれば時代の流れに追随できず硬直化を招くこと、またそれを防ぐためには成功体験を脱し、新たな考え方を許容することの重要性がよく論じられている。本書は実務経験豊かな熟練者、あるいは管理職者がこれまでに蓄積してきたおのれのビジネススタイルに理論を加えたり、内省したりするために読むのに適している。



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