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日経文庫の業界研究シリーズの一冊です。 著者は野村證券金融経済研究所主任研究員で、総務省の「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」の委員も務めています。 200ページ弱のボリュームで以下のような内容を扱っています。 第1章 通信業界の歴史 第2章 通信業界の焦点 第3章 世界市場の動き 第4章 主要企業を見る 第5章 今後の展開を探る 歴史から現状、国内のことだけでなく海外も、そして主要企業の紹介から、今後の展開まで、業界をざっくり理解するために必要な情報はそろっています。 ボリュームが多くはないので、技術的なところの記述は量が少なすぎてわかりにくい部分もありますが、これは仕方がないでしょう。より技術面に特化した本に当たれば良いと思います。 業界の歴史や各企業の変遷についての記述は参考になりました。国内、国外ともに変遷が激しい業界なので、流れをつかむことができたのは良かったです。 ちなみに、通信業界以外にも、シリーズで色々な業界が出ていて、出版時期も比較的新しいので、ある業界についての概要を知りたい方にはお薦めのシリーズかもしれません。