良い / 口コミ件数 : 66件
価格 : 1,680 円
コンサルタントが使う仮説思考。 気持ち悪くても結論から考えることで、仕事の質とスピードがアップ。 これは使わない手はないだろう。 仮説思考と格好いい言葉がつけられているが、 日常生活で知らず知らずのうちに仮説思考を使っている人は多いと思う。 また、仮説思考は既に使っていると自負している人も少なからずいるだろう。 しかしそのどちらの場合でも、本書はお薦めできる。 というのも、独学で仮説思考を学んだ場合、 それは中途半端であったり、亜流であったりする可能性が高いからだ。 ところが、本書はBCG流仮説思考の教科書のようなものなので、 自分の仮説思考のずれを認識したり、 もっと徹底的に仮説思考能力を高めたりするのに役立てることができる。 BCG流仮説思考を利用するかどうかは別にしても、 本書があらゆるビジネスパーソンにとって参考になることは間違いないだろう。 さて、本書で仮説思考の効用は理解できるが、 本書を読んだだけで仮説思考が身に付くわけではない。 やはり仮説思考を身につけるためには経験が必要である。 現実問題として、仮説思考が常に要求されるコンサルティング会社等にいるならともかく、 誰もがそんな環境にいるとは限らない。 そのため、仮説思考をマスターするためには相当の努力が必要となるだろう。 もちろん、努力するだけの価値は十分ある。
本書は、問題発見・解決の手法について書かれている。 筆者の勧める仮説思考という方法は、まず正しそうな答え(仮説)を考えて、それが正しいかどうか確認(検証)し、間違っていれば次の答えを考えていくというプロセスを繰り返して、正しい答えに迫る方法である。 これまで問題解決の方法といえば、マクロ環境分析から3C分析をして・・と網羅的に分析していくことが大切と言われて来た。そのためにMECEやロジックツリーなどを勉強させられてきた。しかし、仮説思考は、可能性のあるすべての答えを抽出してから一つ一つ検討していく方法に比べ、正しい答えにたどり着くスピードが速いという。 本書は、仮説思考の説明だけでなく、仮説の立て方や検証の仕方について、具体的な方法が事例を交えて書かれている。かつ、その方法は、簡便ですぐできるものだ。 すべてのビジネスマンに役立つものだが、意思決定を行う立場の方、また上司の意思決定の資料作りに忙殺されている方には、特にお勧めだ。
この本で紹介されている「仮説思考」は、ビジネスの現場で経営者から実務担当者に至るまで活用できる戦略的発想法の教科書だ。多くの実例を挙げながら、成功している経営戦略の影に、この「仮説思考」がいかに多く取り込まれているかががよくわかる。「仮説思考」は経営の意思決定にとどまらず、いかなる業務においても有効に作用するため、この本は全ての仕事の手本と言えるだろう。
平易な文章で書かれていて、内容はオーソドックス。しかし書かれている内容は示唆に富みとても深い。 キャッチーさ派手さは乏しいので、表面的な文章の理解だと「だからどうしたの?」で終わってしまう危険性があるのですが、じっくりスルメのように味わいながら読むといいと思います。06年上半期の個人的なベスト1です。 新入社員とかに読ませると良いかもしれません。優れたビジネス入門書です。
今の世の中、情報があふれすぎている。また、色んな局面での スピードが要求され、何事も速い決断を迫られる。 限りある時間をいかに有効に使うかが、現代社会に生きる人 たちの共通のテーマであり、成功へのカギでもある。 この本には精度の高い仮説を導くためのコツ、頭の使い方等 について述べられている。 また、話のたとえが多岐にわたり、飽きずにすんなり読める。 筆者の人間や教養の深さを感じる一冊。