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スティグリッツ入門経済学 <第3版>

スティグリッツ入門経済学 <第3版>

とても良い / 口コミ件数 : 8


価格 : 3,675 円





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口コミ件数:8 1 2 次ページ
1.  とても良い kangarooさん 書き込み日: 2005年10月03日

実に経済が明快にわかる最良書

自分は、大学院から経済学を学ぶことになった為、日本にだけでも何千とある経済学の本の中から何を読むべきか正直迷っていたのですが、このスティグリッツ氏の「入門経済学」を読む前に、「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」を読んでいたのもあって、この本に決めました。

正直この本は、最高です。何か経済学というか、もっと単純な言葉、例えば「社会のしくみ」を知るために読む本だと思います。最初から最後まで、その「しくみ」が明快で、数学の苦手な方でも、ほとんど経済の数式は出てこず、簡単に読める本です。なんともスラスラと読め、これから経済学を学ぼうとする人にはもちろんのこと、高校生でも、社会人の方でも読んでいただきたい本です。



2.  とても良い (ノд−。)ホロリ。。。さん 書き込み日: 2008年08月06日

良書には違いないんですが、若干の注意

良書にはちがいないんですが、若干の注意です。
(1)簡単だけど・・・
・「高校生でも読めるように」書いてありますので、難しい数学の知識はホントに要りません。日本語版には「日本語版補論」というかたちで、数学的な説明も入っています(その点原典よりお得感あり)が、それも基本的な知識から説き起こしてくれるので何とかなりそうな気がします。
・しかし、ほんとにそのまんま高校生でも読めるレベルのことまでしか書いていないので、数学的にある程度のレベル以上の範囲の説明や、高度な概念の説明はサックリ飛ばしてあります。なので、あとあと数学を使った勉強をしなければならない人や、ある程度高いレベルの議論についていかなかればならないひとが本書を使うのはちょっと不安が残ります。ページ数もあるので、「さらっとよんで次の本へ」という感じでもありませんし。
(2)三分冊なので・・・・
・この本は1冊の原著を3つに分けたうちの初めの一冊です。「入門」「ミクロ」「マクロ」中の「入門」です。結構タイトな原著を三つに割って束ねなおすことで、「入門」では、文字通り入門的な内容の限りで、ミクロ・マクロをある程度押さえる内容を作り上げたわけです。
・しかし、体系的に一直線に書かれた原著と見比べてみるとわかるのですが、日本語版の3分冊は「入門」が「ミクロ」「マクロ」をつまみ食いしているせいでいっきに3冊読もうとすると結構ジャンプする事になります。「ミクロ」「マクロ」を読むだんになって、ばんばん飛ばしていくことになり、なんかおかねが勿体ないというか、まどろっこしいと言うか、なんでわざわざ「入門」をつくったんだ?という感じになるのです。
(3)訳がいきとどいているので・・・
・訳がいきとどいているので(オマケコラムまですべてノーカット完全訳です)詳しく分かりやすいことこの上ないです。実際、マンキューはカットだらけです。スティグリッツは日本語版にしかないおまけ説明(補論など)まで付いています。
・しかし、そのぶんやっぱり長いです。すっごく分厚くなっています。覚悟してください。一冊目ではなくて、2冊目3冊目で読む人にとっては、丁寧すぎてちょっと、という現象が起きると思います。



3.  とても良い kaz0775さん 書き込み日: 2005年05月22日

ノーベル賞受賞学者が贈る最良の経済解説

経済学に限った事ではないのだが、一般に大学の教科書は日本の著者よりも米国の先生の書いたものが、明快でわかり易い良書が多い。これは米国では教授職が常に、研究と教育の成果を評価されて、成果がなければ解雇という市場原理が働いている事と、欧米人が日本人よりも1つの事柄を体系だって文章で説明する能力があるからと思われる。

本書は世界銀行副総裁、クリントン政権の経済諮問委員を歴任し、ノーベル賞受賞の理論と実務で最高峰の経済学者スティグリッツ氏による、経済学の入門の教科書である。文章は平易、明快で用語の説明だけに始終せず、経済学を学ぶという事の意味が思想として伝わってくる名著である。

レビュアーは一般読者として読んだ。500ページの大書であるが、一般書と変わりなく、かつ大きな知的充実感の得る事ができた。

次のような方々にぜひ一読をお薦めしたい。

高校生:経済学部を選ぼうか悩んでいる

経済学部生:受験塾の講義はよく理解できたが、大学の授業はわかりにくい、 先生が良くないのか、教科書が悪いのか、自分の能力のせいか疑問。

職活の学生さん:経済専攻ではないが希望する会社にはいるため、スキルアップをしておきたい



4.  とても良い 歯職人さん 書き込み日: 2007年06月06日

物理的重さを超える価値

 J.E.スティグリッツ氏の経済学の邦訳三分冊の第一・入門編に相当する。J.E.スティグリッツ氏の経済学上の立場は、他の紹介をお読み頂くとして、物理的重みに閉口される方もいらっしゃる可能性もあるが、ミクロ、マクロも同様の物理的重さである。
 しかし、この重みは挑戦するに値する。極力数式の使用を控えて、あくまで論述による論理展開であり、例示する事例も分かり易い。
 論理展開を追っていけば、経済から見た社会の見方に接近できるものと思われる。井の中の蛙となりがちな人として、必要な著作と思われる。



5.  とても良い 哲学する河童さん 書き込み日: 2008年09月17日

これぞ教科書!

ノーベル経済学賞も受賞したというスティグリッツ先生の経済学の入門書です。
難しい数式はほとんど出てこないので、漢字が読めて、グラフが理解できれば理解できるような作りになっています。

各章末にはその章の要約・復習問題・練習問題が載せられてあり、巻末にはキーワード解説が載っているというまさにテキストといった感じです。
また、日本語版には「補論-日本語版」という形でオマケがついておりお得です。

対象としては経済学部に入ったばかりの大学生が想定されているようですが、経済学の基礎の基礎から書かれているので、経済学部を選ぼうかどうか迷っている高校生や、経済学に少しでも興味のある専門外の方、経済学があまり好きではない方に向いているかと思います。
実際評者は経済学にあまり興味のあるタイプではありませんが、本書は楽しく読むことができました。

500ページを超える大部の訳書だということでサラっと読めるようなものではありませんが、テキストとはいても日本の学者が書くような読みにくい本ではなく、本当に読みやすいのでドンドン読み進められると思います。
読むかどうか迷っている方は、読んで間違いありません。



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