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読後に”ラスト・エンペラー”を見直してしまいました。 |
大正12年、活動家大杉栄殺害の罪を受け除隊、その後満州で暗躍、満州で比類ない権力を振るうにいたる甘粕正彦。 実に訳のわからない話であるが故に、その時期なにが起きていたのかは探求に値する。張作霖爆殺から満州国建国、太平洋戦争へとむかう時代精神と、関東軍、陸軍中央のありようが、甘粕正彦を焦点として描き出される。 自己の栄達を目的とせずに行動する人間は強い。それは強烈な天皇崇拝を抱いていても同じだ。個人の信念がどれだけのものを呼び込んでくるのかという、個人のありかたについても考えさせられる材料を含んでいる。 |
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