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価格 : 1,155 円
題名から想像されるような,奇想天外なおどろおどろしい内容では全くなく,むしろ大変地道な思索の書だ。 第7講までは血液や内臓系など,人体の様々な組織体が霊学的な存在とどのように対応するか,を演繹する考察が長々と続き,一体どうなることかと不安になる。しかし最終講の第8講でようやくシュタイナーの意図している構想が明らかになる。すなわち人体という内宇宙と,霊学的な外宇宙とを照応させることであり,その構想の壮大さには感動する。 それにしても,第7講まではあまりにも思弁過剰で抽象的に感ずる。人体という身近なテーマだけに,今日的な見方からすればもう少し実証的であって欲しい。