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三国志 きらめく群像 (ちくま文庫)

三国志 きらめく群像 (ちくま文庫)

とても良い / 口コミ件数 : 8


価格 : 924 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:8 1 2 次ページ
1.  とても良い 杭州熊猫さん 書き込み日: 2005年09月12日

さらなる深みへの第一歩

 あくまで中国の編纂資料に基づいて、三国志に登場する人物たちについて語る。博引傍証、かゆいところに手が届く考察を軸にしたエッセイです。一定以上の知識のある人には面白い、それ以外の人には何が面白いのかわからない話が満載です。読む人を選ぶ本ですが、その条件を満たす人にはお勧めです。著者の筆も軽快で、読ませます。
 三国志マニアには星5つ、それ以外の方には星1つということでお願いします。



2.  とても良い うすしおさん 書き込み日: 2002年08月22日

一粒で二度(以上)美味しい

解りにくいこと、ややこしいことを、解りにくく、ややこしく書いて当然のような顔をしている(最悪の場合、インテリぶっている)下らない本が多い中、高島俊男の文章は、とにかく解りやすい。

三国時代を記録した多くの文献を紐解けば、そこには多くの矛盾点が現れる。これらを、著者が(網羅はしていないが)一つ一つ吟味して著者なりの結論を導き出す。歴史の研究家という一部の専門家が行う複雑な内容であるはずだが、そこは著者の膨大な知識の裏付けと、理路整然とした論理によって、異常に解りやすく書かれ、かつ充分に説得力がある。言葉遣いも平易かつ正確で、読んでいて安心できる。
そんな時代考証だけではなく、ちゃんと三国志に登場する人々の人物像がひしひしと伝わってくる物語性も含んでいる。人物の人となりをしっかりと説明した上で、何故彼はこんな行動をしたのか、ここで彼はどう感じたのか(と推測されるか)、といったことを推論したり推測したりする。

歴史ミステリ的な推理要素とともに、物語としての三国志の迫力と奥深さを感じさせてくれる。一粒で二度(以上)美味しい一冊である。



3.  とても良い J蒸すさん 書き込み日: 2005年03月30日

てっとり早く史実の概略を知りたい人にお勧め

正史三国志を読むのは、時間もお金もかかるので難しいと言う人にお勧めです。
史実上の主要人物(曹操、劉備、孫権、諸葛亮、関羽等)についてこれ以上わかりやすく述べて、興味をひく本はないと思います。
その他、全体的な基礎知識等も充実しております(何故、劉備玄徳と書いてはダメなのか、正史のこと、演義のこと等)。
お勧めの一品です。



4.  とても良い yang-wenliさん 書き込み日: 2001年07月13日

娯楽的随想とでもいうべきか

さすがに高島先生だけあって、語り口は平易かつ面白い。 当然専門的な内容も含まれていて、安直な内容でもない。 三国志にもう一段深く味わいたい人にお薦めです。



5.  良い bunabunaさん 書き込み日: 2003年03月18日

<高島節>三国志

著者の語り口に引き込まれ、一気に読み終えました。なにぶん
「本が好き、悪口言うのはもっと好き」の著者ですから
歯に衣着せぬところも随所に見られます。でも
難しい話は噛み砕き、その上面白く説明してくれるので
とにかく楽しめます。笑えるところ、感動するところなど目白押し。
あまり有名でない群雄を取り上げていますので

「三国志演義」の信奉者にはちょっと不満かもしれません。



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