とても良い / 口コミ件数 : 17件
価格 : 1,680 円
今ある問題を解決するなら、3つの質問に答えられれば大丈夫。 「何を変えるのか」 「何に変えるのか」 「どうやって変えるのか」 本書では、TOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)に基く思考プロセスと、 問題解決の具体的な考え方・方法が紹介されています。 といっても、答えが書いてあるわけではありません。 前述のような質問が書いてあります。 これらの質問が、とても普遍性があり、力強いです。 「現場の人は、特定のケースにおいて知識をもっている。それに対して 適切な質問をすることで、問題解決のキッカケになる」とのこと。 読み進めるにつれて、質問を通じて、問題解決してみたくなります。
制約理論を説明するとあったので、ちょっと難しそうと身構えて手に取った。 ところがびっくり、外国発の理論でありながらも著者が日本の言葉に上手に置き換えていることと、絵本作家(娘さん?)によるかわいいイラスト入りで、大変取っつきやすい出来映え。この本を読んでから、制約理論の本を読めば、理解が早いかもしれない。次に挑戦しよう。 主な内容は他の方のレビューにあるので、ミリタリー風なレビューにする。 最後に出てくる「組織のトップから現場までつなげる戦略と戦術のツリー」の絵はまさしく軍隊の発想である。軍事的には目的と目標と言い換えることもある。いずれにせよ上位部隊の目標が自部隊の目的となり、それを齟齬無く実行するために自部隊の目標を設定する。自部隊の目標は下位部隊長に目的として命令される。このツリー構造が、軍→軍団→師団→(旅団)→連隊→大隊→中隊→小隊→分隊→個人まで徹底されるのが軍隊だ。アメリカ等で軍人出身の経営者が成功する場合、この整合性を徹底する重要性と方法論が身に付いていることが1つの理由であると思う。
TOCの核ともいえる「思考プロセス」は、非常にパワフルなソリューションにもかかわらず、E.ゴールドラット博士の「ザ・ゴール2」で紹介された当初の手法では“時間がかかりすぎ”たり、扱う問題が抽象的なこともあるためうまく導入できなかったり、ステークホルダーが満足いくソリューションにたどり着けなかったりして、「現実的には適用が難しいもの」という印象を持つ人も多いのではないでしょうか? 本書は「ザ・ゴール2」以後の思考プロセスの進化と成果がまとめられています。 まず冒頭のマンガは本書の全体像だけでなく、TOCの全体像がつかめるようになっています。 そして ・根本的な問題をより早く見つけ出す「スリークラウド法」 ・組織の各部門ごとの戦略と戦術をつなぐ「S&Tツリー」 ・S&Tツリーにより高度な目標を“実現可能”に導くバイアブルビジョン といった現在のTOCが扱う内容はもちろん、 「クラウドの中の3つの対立」と、岸良氏が「相・自・時・妙」と呼ぶ「4つの対立解消術」といった新しいアプローチも示されています。 このあたりは問題解決をより早める切り口となり、また、TOCのコンサル資格ともいえる「Jonah」コースでもまだ取り上げられていない部分でもあるため、TOCの専門家にとっても復習教材として大変役立ちます。 特に岸良氏の著書で秀逸なのは、問題解決を図るための具体的な「質問術」が載っていること。 とかく「問題解決」の技法を使うことは、一歩間違うと「責任追及」や「つるし上げ」に変わってしまいがちなのですが、解決術に秀でた人に共通するのはこの「質問の技術」が大変優れていること。 本書を読むと、質問術と言っても「たったこれだけ?」と思うかもしれませんが、訳の分からない心理テクニックや説得術よりも、よっぽどシンプルでパワフルな方法です。 表題の「木を見て森を見る」は、本書を読んだあとにブックカバーの裏を見ていただければ、すんなりと理解できるでしょう。
一般的に問題と言われている事柄は単なる結果で、そこには原因が必ずあり、 「なぜなぜを繰り返すと本当の問題(原因)にたどりつく」と言われてますが、 思考プロセスは正にこれを「見える化」するための手法です。 この思考プロセスの手順が判り易く、読み易く書いてあります。 TOCでは一番人気があると思われる、雲(対立解消図)にページを割いてあります。 掲載されているテンプレートと質問とを組み合わせると問題恐るるにあらずという気になります。 ただ、実際にやってみると、原因と結果がなかなかうまく繋がらず、 いかに自分が正しく現実を認識していないかを思い知らされました。 ここに気付けただけでも儲けものでした。 個人的に感じた3つのポイント 1.問題を正確に定義することの重要性 2.解決の糸口はいい質問の投げかけから 3.結果には原因がある 問題解決が楽しくなり、誰かが「問題だ!」といった瞬間に ウキウキしてしまうかもしれません。 ただ、問題解決の為に問題を作り出さないように。
ザ・ゴール2を読んで、思考プロセスについて よく理解できなかったのですが、これを読んだ後 に再読したらよく理解できました。かといって、 いきなりこの本を読んでも・・・と思います。 内容はかなり良いです。本当に問題解決できま す。ライバルがこの手法を使ってくると困ると思 います。 この手法を周囲に公開して会社経営するとした ら、圧倒的なシェア、権力を確立してからです。