とても良い / 口コミ件数 : 139件
価格 : 1,470 円
タイトルの「いわゆる」の意味がひしひしと伝わってきて、小林氏のバランス感覚に思わず脱帽である。一気に読了したら熱いものがこみ上げてきた。全ての日本人が読むべき良書であると思います。
題名通り、小林氏が「A級戦犯」に対する考察を述べたもの。内に秘める情熱を抑えながら、あくまで史実に基づいた客観的な記述に徹した点が評価できる。 実は私も恥ずかしながら「A級戦犯って誰?」と聞かれると正確に答えられない一人だった。これでは、「靖国問題」をまともに語れる筈もない。本書はこれに応えるように以下の点を明らかにしている。 (1) 「A級戦犯」の定義は ? (2) 誰が「A級戦犯」に選ばれたのか ? (3) 「A級戦犯」はどのようにして決められたのか ? (4) 「A級戦犯」に選ばれた人の"人となり(実像)"はどうだったのか ? そして、東京裁判の虚妄を暴き、戦勝国が敗戦国を裁く事の無意味さを訴える。当然、「A級戦犯」なる概念も無意味である。小林氏の情熱は高く評価されて良いが、それに引き換えマスコミを初めとする言論界がこうした分かり易くかつ毅然とした主張を展開して来なかったのは怠慢と言って良い。朝日新聞などは自ら「靖国問題」を仕掛けた確信犯なのだが。「A級戦犯」、「靖国問題」、「東京裁判」について鋭いメスを入れた良書。
「日本を降伏させるのに原爆は必要なかった」というのは日本人の常識にしたいですね。終戦を早めた可能性はあるかもしれませんが、それなりの条件さえつければ日本が降伏したのは間違いないですから。ましてや、アメリカ人が言っているような「戦争を終わらすために原爆が必要だった」なんてのは大嘘ですから。その意味で売れてほしいですよ、この本。
いわゆるA級戦犯といわれる人々を一人づつリストアップし詳しく検討 しています。 個々人の方々のイラストも非常に上手く書かれていて流石!という 感じです。 アメリカというものが戦後日本にとってどのようなものであったかを 色々と考えることができました。 この夏、様々に思いを馳せながら終戦の日を過ごす為の、お勧めの1冊です。
戦後の日本人はすべての責任を軍に押し付け、自分達は被害者であるという態度をとった。しかし実際は国民が熱狂して戦争に突入していったのであり、国民は被害者でなく当事者であり、責任を負っている。(罪を負っているという意味ではない)