とても良い / 口コミ件数 : 44件
価格 : 735 円
小学校6年生の息子にひごろ数学を教えているが、国語の重要性をも強く感じてきた。私も数学の文章問題に関しては、この本に書かれているものと似たような違和感を(子供心に)感じてきたが、この違和感に対してひとつの原因が明らかになった気がする。例文も小学校の教科書から取り上げられており子供と議論するにも良い題材となる。
何が原因で「わかったつもり」が起こり それによりどのようなトラブルが起こるかを くわしく説明した一冊。 それほど目新しいことは書いていないと思います。 それでも、なるほどと思う部分がたくさんありますし きちんと対処法まで書かれているのはとても好感が持てます。 一冊を読み終わると わかったつもりの怖さと、わかったつもりに陥らないように 注意をはらおうという気持ちになります。 そういう何より大切な意識をもたせてくれたということで とても役に立つ本だと思います。
小学校の国語の教科書にかかれている文書を読んで「わかった」と思ってしまうが、その「わかった」状態に著者はいろいろ文章を分析する道具を投げかけてくる。 疑問をもって再度読み直すと、その道具を使って見落としていた内容や見誤りを発見でき、あぁ「わかったつもり」だったのか...と納得させられてしまう。 論理的な「文脈」や「スキーマ」などの定義された道具を使って、「わかったつもり」のしくみと対処法、そして読解力をつけるツボを示す。と言った内容。 また、言い出したらきりのない「読みを深める」や文章の自由度についても論及しているところもよい。 主観的でない内容ですので、試験やビジネスなど実用的な場面で実力を発揮するのではないでしょうか。社会生活での正確な読解力はメリットですからね。 ただ、この枠組みを当てはめて読むスピードを何処まで訓練できるかと言うところがキモか。
『「わかる」のしくみ―「わかったつもり」からの脱出』の続刊です。 本書は、「わかる」「わかったつもり」の定義を復習した後、「わかった つもり」の状態を解消する(気付かせる)方法を具体的に紹介しています。 「わかる」の定義 ・文脈があり、部分同士の関連がつく(規定でも、仮説でも) 「わかったつもり」の定義 ・後から考えて不十分だというわかり方 「わかったつもり」の気付き方・気付かせ方 ・関連の矛盾を指摘する ・文脈や関連について確認・質問する ・他の文脈を考えてみる 「わかったつもり」は自覚するのが一番良い。しかし、すべての物事で 「わかったつもり」とすると自信喪失してしまうかもしれません。 また、指摘や確認・質問も逃げ場が無いまで詰めてしまうと逆効果に なる場合もあります。うまく気付かせたり、気付きたいものですね。
文章を読みほぼ理解できたと感じたが、他人に内容を十分に伝えることができないという思いを感じたことが過去に少なからずあった。また、他人の人の文章の批判的に読むこつを知りたいという思いもあった。 その時に新聞の広告で見つけた本が本書であった。本書は、文章を読んでなんとなく「わかったつもり」になることを、主に小学校の教科書の文章を用いて具体的に解説しており、非常に納得できる部分が多かった。 著者は、文脈とスキーマというキー概念を使って、「わかったつもり」になる構造を解説し、わかったつもりをいかに打開するかについても解説を加えている。入試の国語対策としても価値があると思われる.