とても良い / 口コミ件数 : 1件
価格 : 2,415 円
大学で社会言語学の授業を受けており、自主学習用に入門書を買おうと思って、本書を購入しました。 入門書として、非常に分かり易く、使い易いです。丁寧な文章使いやカッコなどによる補足も初心者にとっては非常にありがたかったりします。表やコラムも適度に入れられていて見易いです! まず本書では、言語学と社会言語学の歴史的経緯について概説し、それから各分野に触れています。 安易に身近な例を述べるのは極力避けて、各分野の代表的な論文からの引用が用いられており、索引も付き、更には参考文献も示されているので、試験対策にもまたこれからの自分の研究のためにも、非常に親切な本だという印象を強く持ちました! ただ、以下に書いている本書のトピックからも分かるように、英語に関する研究をメインに掲載されています。なので、日本語の社会言語学や日本語教育に関してもっと書かれているものを読みたい、という場合には、世界思想社から出版されている、『応用社会言語学を学ぶ人のために』をオススメします。 参考までに、本書が取り上げた主な話題 多言語社会/バイリンガル/コードスイッチング/言語の死/ピジン・クレオール アメリカ英語の地域方言/階級社会の違いによる言語のバリエーション 黒人英語/男言葉・女言葉/若者言葉/話してと聞き手の関係/セールストーク 丁寧表現/法廷での話し方/お役所文書/精神療法の英語/女性差別語 異文化間コミュニケーション/アメリカでの公用語運動