良い / 口コミ件数 : 52件
価格 : 1,575 円
自分や身内が死んだらどうなるのだろう・・これまでに死んだあの人はどうしているだろう・・と思うとき、私たちが思い浮かべる死やあの世は、よく考えれば、自分が経験したものではないのはもちろん、他の誰も経験したり、見聞きしてきたものではありません。 人それぞれの価値観や体験、宗教、誰かの教え、その土地の言い伝え・・など、それらを総合して、頭の中で自分が作り上げてきた死、そしてあの世であったのではないかと思います。 これだけはどんな人でも体験して確かめようにも確かめられないことだったはずです。 それが、今ここに、前世を記憶する人の証言が集められました。 それらはこれまでにない貴重な事実であり、人の生命、死という重いテーマでありながら、けして読むのに難しくはなく、本を実際に手に取った感じ、文字の大きさ、たくさんの写真など、誰にでもとても読みやすくなっている本だと思います。(帯も驚きです!)
霊能者が前世をみるというのでもなく、退行催眠などで前世を語るものでもなく、取材形式で村人本人が体験した死んでから生まれ変わるまでの証言がのまま載っています。死ぬところから、あの世の様子から、この世に生まれるところまで証言されていてリアルでした。それは漠然としたものでなく、具体的に証言されていて、今まで自分の持っていたあの世の概念と全然違うものでした。 はじめは驚きの証言ばかりでまるで自分が作者になって冒険しているかのように一気に読んでしまいましたが、2回目はひとつひとつの証言を頭で理解しようとなかなか進みませんでした。 今まで死は怖いもので、一番不幸なことだとずっと遠ざけてきたと思います。死んだらどうなるか?など考えてもしょうがないと、今まで真剣に考えたことはなかったです。でもただこの本を読んだ後では世界観ががらっと変わってしまったようです。 今までなんて狭い世界を生きていたんだろうと思いました。いったい何のために死んではまた生まれ変わるのか・・・この世界はわからないことだらけなんだと思います。 自分を変えたいと思っていた時期がありました、でも何も変わりませんでした。それは既知の概念だけの世界なんだと思います。でも未知の世界を知ることは、今の人生をも変えてしまうことなんだと思いました。
私が今まで聞いてきたあの世は、雲の上にあるお花畑に、天使のような存在がいる世界だったり、はたまた閻魔大王の前に座らせられた人間が、さばきを受ける世界だったりしました。子供の頃は、死が怖かったので、死んでも自分というのが存在できるようなお花畑や、良いことをして、自分だけは運良くいける天国、そんな世界を自分の都合の良いように想像して、なんとなく信じてきてしまいました。 「生まれ変わりの村」を読むと、死は終わりではありませんでした。でも、前世があって、あの世があって、今世があって。と、お花畑よりもずっとずっとリアルな世界があって、わたしの物語が続いていきました。お花畑や天国よりももっと驚く世界がありました。 生まれ変わりの村の方が体験した、死ぬ瞬間やあの世のことや生まれ変わる時の証言に出会えたというのはとても貴重なことだと思いました。ひとつひとつの証言を、じっくりと読んでいきたいと思いました。
前世やあの世のことに興味を持つよりも、今の人生をしっかり生きることのほうが大切であるというようなことを耳にすることがよくあります。 でも、前世やあの世のことを知ることで、人生観や価値観が変わり、生き方ががらりと変わってしまうこともあると思います。 死は誰にでもいつか必ず訪れるものであり、死に対する潜在的な恐れや不安がその人の価値観や善悪の概念に反映されていることがあると思うからです。 本書によれば、死の瞬間は驚くほどあっけなく、人によっては死んだことを自覚していない人もいます。 あの世に行った人もいれば、行っていない人もいて・・、そして、どの人も等しく唐突に生まれ変わります。 あの世は、これまで一般的に言われていたような世界とは異なり、この世と同じように動いていて、生活もあるようです。 証言は人によって千差万別であり、読者によってはさまざまな証言に混乱を覚える人もいるかもしれませんが・・、ただ一つ確実に言えることは、「死んでも死なない」ということだと思います。 死んでも「私」はずっと続いており、生まれ変わっても、「私」はそのまま続いている・・ 前世や来世では、「私」は別の性別や性格に生まれ、まったく別の人生を歩んでいるのだと・・ この「死んでも死なない」という事実を知っているかいないかで、人生観や価値観がすっかり変わってしまうのではないかと思いました。 それぐらい衝撃を受け、いろいろなことを考えさせられる本です。
表題のフレーズは、これまでに出版されてきた輪廻転生や死後の世界に関する本でも目にすることはありました。しかし本書ほど、そのことを現実味を伴って感じさせられた本は、今までに無かったと思いました。 しかも「意外な前世記憶法」は、他の誰のどの本によっても公開されたことのなかった情報です。それが、著者の森田氏が生まれ変わりの実体験者一人一人を調査する過程で次第に明らかにされていくのです。 23の事例全てが、現実に一度死を迎えて再び赤ちゃんに生まれ変わり、前世と今世両方の人生の記憶を持っている人の実体験です。それらを読んで私が受けた印象は、死ぬことも生まれ変わることも、こんなにも隣り合わせにあるものなのか・・ということでした。死んだ後の世界での暮らしは、今この世で生きている感覚と状態がそのまま続いているかのようで、大きな断絶を感じないのです。あの世は想像していたほど別世界ではなく、私は今の人生を生きているこの私だけではない存在なのだとも感じました。 これ以前に読んできた本に書かれていたあの世と輪廻に関する情報とは、全く異なっている記述も多くあります。ですが本書の内容は、死にかけて生き返った人の臨死体験ではなく実際に死を体験した人が取材対象者であること、前世の記憶が具体的な場所および関係を持った人物を確認することによって物的に検証されていること、調査を行った著者が取材内容を限りなく事実に基づいて記載していること、これらの点において、死んでから行く世界と生まれ変わる経緯を信頼に足る手法で解き明かした、最初にして唯一の本であると言えるでしょう。