とても良い / 口コミ件数 : 6件
価格 : 2,940 円
統計的パターン認識についての入門書です。わたくしは純粋数学で学位を取っていますので、この辺の分野に関しては未知であります。研究の必要上、何か入門書はないかとこの本を手にしたのですが、とにかくきれいに整理されて書かれています。とかくこの手の本は数学をやっている立場の人間からは、数学的・論理的に雑な本が多いのですが、この本は全くもって、きれいに体系的に統計学的な構造の全体像を見えやすくしようという意図が汲み取れます。よって、入門書としては抜群でしょう。もし、この本でつまづく様ならば、それは線型代数の理解に問題があるためだと思います。
パターン認識の書籍は数多くあるが,これほどわかり易く書かれたものは皆無である.入門書でありながら,球面集中現象やブートストラップ法まで書いてあるのが泣かせる.この本をマスターし,さらに「パターン認識と学習の統計学」(岩波)をマスターしたら,かなりの数のPaperを理解できるようになるだろう.
本書はパターン認識の理論を実用性の観点から選択し、平易に解説している。パターン認識を網羅的に紹介せず、実用的であるものに絞って解説したことが、むしろパターン認識の本質的理解を促している。理工系大学教養課程程度の数学を使い、その解説は明快である。本文中に設けられたcoffee break欄は、総体としてパターン認識の考え方を雄弁に語っている。coffee break欄を通読するだけでも価値がある。
NTTの研究者が書いたパターン認識の本です。
懇切丁寧に分かりやすく書かれているので、これからパターン認識を勉強しようとしてる人にはうってつけと言えます。
高度化、複雑化してきたパターン認識の手法を理解する基礎的知識をこの本で得ることが出来るはずです。
数学の参考書にあるような分厚さは無く、生物系の自分にも諦める事無く学習する事ができた。内容も平易でパターン認識の概念が自然に入ってくるように工夫されていると思う。統計学やパターン認識は日常にも密接に関係しているので、数式の意味するところを実際の現象に当てはめて考えると理解しやすいと思う。他にもパターン認識の本が出ているが本書が一番わかりやすいと思うので諦めずにこれ一冊からはじめる事をお薦めする。おかげでDNAマイクロアレイの解析で何報か論文書けました。