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1. とても良い |
純ちゃんさん |
書き込み日: 2001年12月31日 |
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一国の盛衰と民族の性格 |
本巻には日清戦争から、米西戦争、ロシアの南下といった状況が記されている。30年前?はじめて読んだとき、米西戦争の話が印象に残った。 スペインがかつての繁栄を維持できなかったのは何故だろうと、真之が考える場面がある。無論、司馬遼太郎が考えているわけだが、民族の性格である、という。つかみどりの時代にはスペイン、人間の組織が必要な時代にはイギリスが適していたという。 一方、ワシントンの海軍司令部にはカリブ海の海図が掲げてあり、軍艦の位置を示すピンが情報のはいる毎に動く。誰が見ても一目瞭然、次に打つべき手がわかる。そうしたことが、戦争の勝ち負けや、一国の盛衰を決めるという話だ。こうした大きなヴィジョンが、面白い。小説というより、国際政治学の本を読むようだ。司馬が男性に好かれる理由のひとつは、こんなところだろう。 |
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5. とても良い |
ウツミトオルさん |
書き込み日: 2004年06月02日 |
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引き込まれて読んでます。 |
こういう歴史小説は速読には向いてないですね。 しかも、いい言葉がいっぱいあるので立ち止まってメモしちゃいました。 「この当時の日本は、個人の立身出世という事が、この新興国家の目的に合 致していた時代だ。」 「自分の独立をまったくする唯一の道は、一国の旧制をなげすてて新しい秩 序にきりかえる以外にないとして、断行した。」 「なんの利害も無い第三者が喧嘩を買って出たのである。こういういわば無 邪気なおよそ他人迷惑な、純情といえば似ているのがアメリカ合衆国の伝統 的発想法。」 文明の段階段階でぴったりその段階に遭った民族というのが、その歴史時代 を担当するのではないか。」 「私は船を造る練習にきたのではなく、船をつくられるあなたを学ぶために きたのです。」 「数行だぜ。その事柄に関心さえ強烈ならたれでも自然とおぼえられる。 ただ、名文句にぶつかることがある。これは本の内容とはべつに、書き抜い ておく。」 人間も同じで、経験は必要じゃが、経験によって増える智恵と同じ分量のか きがらが頭につく。」 「過ぎた事をふりかえるとき、人間は神になりうる。」 小説なのでストーリーを重視したいのですが、気になる言葉がこれだけあり ました。 早く第三巻を読みたい気持でいっぱいです。 |
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