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2. 良い |
熱願冷諦堂さん |
書き込み日: 2003年11月18日 |
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若者たちの素顔も垣間見えます |
登場する地名の大半は当然ながら京都です。 江戸時代末期は、特に京都ではテロが横行し、江戸幕府がより警察国家の色彩を強めていた時代。新選組が活躍した土地、と言えば聞こえはいいですが、血で血を洗った現場を歴史小説家が巡る紀行とでも言いましょうか。 新選組は武装警察部隊に過ぎませんが、今でも随分と人気があるようです。日本人の心を打つ優雅さではほかの土地の追随を許さない地位を占める現在の京都と、かつては日本政治の重要拠点として陰謀が渦巻き、混乱を極めた戦場の印象との差にある存在なのかもしれません。 新選組の具体的な足取りをたどることで、中村氏は単なるヒーローではない彼らの人間臭い素顔も披露します。新選組ファンがドキドキしながら読むもよし、小説家の鋭い洞察力の行方を追うもよし、ぐんぐん読める一冊です。 |
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