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下世話なシモネタ話がもうきけないとおもうと、(T_T) |
巻末のイロハ順になった書名・著者名一覧がものがたる、量質ともに「打ちのめされる」
幅と奥行きである。『ブルマーの社会史』は著者の面目躍如、こんな本があったのかと
またもや打ちのめされる。
がん治療について、数値データをもとにくいさがると、いとも簡単に"当方の治療方針に
異議を唱える方はもうこなくて結構”と治療費を返金して(?)なにもなかったことにされたというはなし、実話だと思うと、市井のイチ凡人はノコノコ病院に行かないほうがよさそうかとおもってしまう、本気で。わが身をのっとってくれ、すきなように、とすでに捨て鉢なのは同年代のせい?
書評対象は新進作家の小説あり(一例 恩田陸、姫野カオルコ)、ノンフィクション(当然ながら
ロシア関係豊富)ありで本当に多彩。子どもにも読ませたいと
思う本も紹介されている。例えば澤地久枝の『昭和史のおんな』(179頁)。なぜこの本がいいのか
という背景説明にとても説得力があり、見事。むだな修飾語や持ってまわった言い方がないぶん、
言葉でいわれた日には、たちうちできない日本男児ばかりだったのかなぁ。
なくなる前に一度浮いた話を聞きたかった。心根は本当にやさしくて、しかも超聡明。ただただ残念。 |
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