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少年A 矯正2500日全記録

少年A 矯正2500日全記録

良い / 口コミ件数 : 16


価格 : 1,300 円





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1.  とても良い ドキドキ夢子さん 書き込み日: 2004年04月19日

少年A矯正2500日全記録

広く子どもたちと関わる活動をしている人間として、この本の中にあるはずの普遍性を見つけて自分自身の懐を深くできれば、という思いだった。一気に読み、せつないほど感動した。Aに本気で向き合った教務官たちの葛藤、A自身の見をよじるほどの苦悶がひたひたと胸にしみいってきた。世を震撼させたおぞましい犯罪を犯してしまった少年も、彼をまるごとくるみこむ愛情(と一言では言えないけれど)で安心し心を開き、やがて他者への痛みを感じるまでに変わっていく。この少年、この母、特殊な存在ではない。子どもを育てる全ての人たちに読んでもらいたいと思う。



2.  とても良い 中 寛信さん 書き込み日: 2004年05月01日

「私と同じ」なのか「私とまるで違う怪物」なのか

事件発生以来、ずっと気になっていたことがあります。それは、彼は私と同じなのかそれとも判断の彼方にいる異形の生命体なのかということです。この本を読んでも、結局はわかりませんでした。でもそれは著者の責任ではありません。著者は、赤ん坊が母親にケアされながら大きくなるように、徐々に心の中を優しさで満たしてゆくその経過を淡々と描くだけです。それは感動的ですが、凶暴な衝動を、では当時、なぜ制御出来なかったのか、両親も本人も暴力的な空想の噴出にどうして危機感を持てなかったのか、それがわからないもどかしさは残りました。あるいはそんなことは医療少年院では問題にされないのかも知れません。包み込む優しさは彼の家庭にはなく少年院にはあったのでしょうか。関連する数冊の本と合わせ読んでも、それはわからないままでした。しかし、この事件に衝撃を受け、今も不安を持つ1人として、やはり読んで良かったと思える本でした。▼いずれにしても、彼は今私たちと同じフィールドにいます。私は、私自身や家族の空想のありように、きちんと危機感を持ちたいと思いました。



3.  とても良い moripuさん 書き込み日: 2006年09月15日

「矯正」って何なんだろう。。。

 客観性と中立な立場を守りながら、豊富な資料とインタビューを元にかかれた一冊。

 少年Åが確実に人間らしさを取り戻していく過程を丁寧においつつも、過剰なまでに少年Åを守ろうとする少年院の職員に「元・鑑別所法務官」としての立場から苦言を呈する。

 少年Åが世に出ることに、強い抵抗を感じていたけれど、この本を読んで「酒鬼薔薇聖斗」が再犯に及ぶ可能性はかなり低いと感じました。それだけでもこの本を読んでよかったです。

 しかし、少年Åと同程度に凶悪な犯行を起こしつつも(恐らくは世間でそれほど騒がれなかったために)彼ほど手厚い矯正プログラムを受けている少年は少ない、という事実にショックを受けました。

 いろいろな意味で深く考えさせられる一冊です。



4.  とても良い sproutさん 書き込み日: 2007年06月12日

犯罪者に優しく、被害者を冷たくあしらう日本の法

犯行後、生きる希望を失い、死を望んだ加害者少年Aを、全力で更正せさていく実話。係員たちの並々ならぬ努力!!立ち直るA。これを読んで「良かったね」とは思えない。日本は加害者にはとても温情がある国だと思います。被害者にはこれだけの税金を使い、かたや被害者の家族には心のケアもありません。昨今、中国人犯罪者が大量に入国し、国内で凶悪犯罪を行っていますが、彼らに曰く「日本は犯罪天国だ」そうです。先日、裁判があった母子殺害事件では12人の弁護団が無償かつ全力で犯人を守っている様を見るにつけ、本当に日本は悪人養護国家なのだと実感しました。弁護士って正義を目指しているのかと子供の頃は勘違いしていました。三権分立ではありますが、美しい国を目指すなら何とかして欲しいものです。



5.  とても良い ろったさん 書き込み日: 2004年09月08日

本人と遺族

酒鬼薔薇聖斗が退院までの精神面での変化を書いている。
この事件本は何冊も出ているが、どれもおぼろげな感じで
いまいちパッとしないと思っていた。だがそれらの本に
比べるとかなりいい感じ。矯正期間の少年Aのセリフなどが
散りばめられている。矯正機関の中では自分の犯罪名を
言うのは禁止されているが、少年Aは中で言ってしまった。

その場に居合わせた他の少年はショックを受けたらしい。
やはりかなり知名度があったみたいだ。
矯正機関の職員の努力で少年Aは心を開いていく。
入所時と比べ優しい心を持った人間になっていく様子は
心打たれる。ただ思うのは口では何とでも言えるさ、
人を殺しておいて何が更生だ、という意見は当然ある。
だが、変わったのが真実ならば心打たれる。

これから彼がどういう風に遺族に接していくかが課題。(賠償等



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