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マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと

マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと

とても良い / 口コミ件数 : 17


価格 : 1,500 円





クチコミReview一覧
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1.  とても良い ヤマボーさん 書き込み日: 2006年10月08日

バカな子ほどカワイイ

翻訳を心待ちにしていた本。「世界一おバカな犬」のキャプションがついたラブラドールのマーリーと暮らした13年間を綴ったエッセイだ。

新婚間もない著者夫妻が「子育ての予行演習」と称して迎え入れたマーリーはとんでもない犬。ご陽気、お気楽、元気のかたまり、尽きることのないエネルギー。もはや制御不能だ。しかも病的な雷恐怖症まで持っている。なんでもかんでも飲み込んでしまうし、齧ったり掘ったりしてダメにされた家具や、突き破った網戸は数知れず、頼みの綱の服従訓練教室からも「もう来ないで」と言われる始末。人や犬を見れば嬉しくて飼い主をひきずってでも飛びついていき、ヨダレとキスの嵐をおみまいする。

しかし誰にも負けないマーリーの美点は忠誠心。3人の子供を授かった夫妻にとってマーリーは子供たちの守護神でもあった。

犬は年齢とともに性格も落ち着いてくるとはよく言われるが、例外もあるわけで、マーリーはまさにそれ。有り余るエネルギーでマーリーが繰り広げる漫画のようなドタバタに大笑いした。普通なら音を上げて放り出してしまう飼い主も多いと思うが、そんなバカっぷりの中にも著者は犬が人に注ぐ無償の愛を痛いほど感じていたからこそ、最後の最後まで大切な家族の一員として愛し続けた。

マーリーが教えてくれたのは、変わらぬ情熱と好奇心を持ち続けること、速度を落とさず過去を振り返ることなく生きること、そして愛し愛されることの素晴らしさ。終盤で大泣きし、まさに泣き笑いの1冊。読んで損はありません。



2.  とても良い dogbarさん 書き込み日: 2006年10月07日

犬を飼っている人はもちろん、これから犬を飼いたい人へ……

新婚のジョンとジェニーが飼いはじめた犬は、世界一の問題犬!?

これは、赤札つきで売られていた、とびきり元気な子犬マーリーが、ごくふつうのアメリカ人であるグローガン一家と暮らした十数年の物語だ。ラブラドール・レトリバーというと盲導犬を最初に思い浮かべる人は多いだろうが、じっさいラブを飼ったことがある人なら、そのやんちゃぶりは誰でも知っているはずだ。だが、マーリーはその「ふつうの」ラブの基準に照らし合わせても、じゅうぶん突出した問題犬だった。

とにかく元気で、パワフル。破壊力は雄牛なみ。悪戯が大好きで、ゴミあさりは当たり前、テーブルの上から人の食べ物をかすめ取るなんていうのも、まさに日常茶飯事。何とかしようと連れて行ったしつけ教室では、トレーナーから「もう来るな」と申し渡される。雷恐怖症で家を猛烈に破壊する。そんなマーリーと暮らすジョンとジェニーの奮闘ぶりはまさに抱腹絶倒まちがいなし。それを、新聞のコラムニスト、ジョン・グローガンが軽快な調子で綴っていく。

いわゆる犬のしつけ本や犬と暮らすノウハウ本を読むよりも、これ1冊読む方が、ずっとためになるかもしれない。この本は、ダメ犬をたまたま飼ってしまったちょっとダメな飼い主の目を通して、犬を飼うというのはどういうことなのか、ちゃんと教えてくれるのだ。

いま犬を飼っている人だけではなく、犬を飼ったことのない人やこれから犬を飼いたいと思っている人にもぜひ読んでもらいたい一冊です。



3.  とても良い Tackさん 書き込み日: 2007年03月08日

猫派でも感動できる素晴らしき「イヌボン」

最高にオススメの素晴らしい本です。
でも、何が感動なのか書いてしまうと、ネタバレっぽくてモッタイナイのです…。
でも、何も書かないと、ただの「イヌボン」ということになってしまいます。
それでも、いろいろ前評判を仕入れたり、過大な期待を持ったりしないで気楽に読み始めて欲しい一冊だと思います。このジョン・グローガン『マーリー』は…。

よく考えてみると、"従順で賢い"という本の記述だけを鵜呑みにしてラブラドール・レトリバーを選び、「世界一のおバカな犬」をつかんでしまった著者夫妻はいかがなものか、という気もします。
が、それでメゲたり怒ったりせずに(したようですが…)責任を持って愛情を注いでいくところは素晴らしいですね。
何といっても新聞のコラムニストだけあって文章が面白い! 翻訳もいいと思いました。

犬派はもちろん、私のような猫派であっても心から楽しみ感動できる、超オススメの「イヌボン」です。U・ェ・U



4.  とても良い ジャック・バウバウアーさん 書き込み日: 2006年10月07日

中に入っている写真も最高!

なんとも微妙な角度で首をかしげているマーリーの写真に惹かれて購入しました。
この「なに?」てな具合がこの本のすべてですね!自由奔放、傍若無人、でも根底の部分では飼い主の家族としっかり絆が結ばれているのでしょう。後半はずっと泣き笑いで読み通しました。犬好きには必読の本です。



5.  とても良い taroさん 書き込み日: 2006年10月09日

たかが犬、されど……

読者モニターを募集していたので、何となく応募して読んでみました。正直なところ、たかが犬のエッセイと思って大して期待もしていなかったのですが、読み始めたら止まらなくて困りました。笑って笑って、最後にはほろり。いい本でした。
動物を飼うことは本当に大変(とくにこの犬の場合はすごく大変)なこと。だけど、動物たちは私たち人間が見失いそうなことをいつもちゃんと教えてくれる。「自分にとって何が幸せなのか」「何が大切なことなのか」。小川洋子さんが帯で推薦しているように、このおバカな犬が「世界一愛すべき犬」だと言えるのは、いつもこの犬が「なりふりかまわず」そのことを周囲に教えてくれていたからだと思います。
人生に疲れたな〜というときに、また手にとって読んでみたいです。



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