とても良い / 口コミ件数 : 22件
価格 : 735 円
私は7歳になる男の子の母親です。子供には今、必要なことは何か?愛情・友情・信頼・父親の役割・母親の役割、子供の孤独と性犯罪の因果関係 この本を読んで、今の親子関係や育児のありかたを一度見直してみるきっかけが出来ました。
この著者が「羊たちの沈黙」の心理分析官のモデルであることはもう皆様ご承知のとおり。ご本人よく来日もなさっていたし、異常殺人などが起こるとよくコメントなどもされていますよね。 内容は、さすがに『元祖』。凄い衝撃を受けた覚えがあります。 一人一人の犯罪者と面接をして、その生い立ちから犯歴までを細かくあげているのですが…被害者のおびえる姿を写真に残していたり、被害者の内臓をミキサーにかけて飲んでいたりと…こんなにも人間って残虐になれるものかと、心底恐ろしかったですね。 あと、子供を育てるときには考えなきゃな…と思ったものでした。ほとんどの連続殺人犯が、幼い頃近親者に虐待を受けていたり、両親が離婚したり、性的暴行を受けていたりした…という事実がとても悲しく、また幼児虐待が社会問題になっているアメリカの病んだ実情が、まざまざと見えました。 もちろん、虐待を受けたり両親が離婚したりした子供たちの全てが、長じて犯罪者になるというわけではないですし、それだけが全ての原因であるわけではないのですが、それが大なり小なり遠因になりうる可能性があることは確かですよね? 子供の心に大きな傷が残るのは確かなのですから。 これを読んだのはもう十年ほども前なのですが、昨今、日本でも幼児虐待、わいせつ目的の女児誘拐や監禁、殺人が相次いで 起こり問題になっていますよね。アメリカで起こることは十数年後日本でも起こる…と言ったのは誰でしたっけ? こんな悲惨 で痛ましい事件や社会問題まで見習わなくてもいいのに……。
『怪物と闘う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう、気をつけねばならない。 深淵をのぞきこむとき、その深淵もこちらを見つめているのだ。』 冒頭に書かれたこのニーチェの言葉。 何故この言葉が書かれていたのかを、読み進めるうちに或いは読後に読者は知ることになるであろう。 米国で現実に起こった、猟奇的連続殺人事件に関する捜査過程で得られた情報、作成されたプロファイル、 犯人の語った“理由”、そういったものを淡々と書いてある。 事実を事実として提示している、といったところか。 捜査上でいかにプロファイルが重要な役目を果たすか、またそれだけのプロファイルという学問が作成され、 どんどん進化していく過程についても語られている。 有名な殺人者たちに筆者がインタビューを試みた結果や、その経過について、事件の事実関係が 詳細に記載されているのも興味深い。 “秩序型”“無秩序型”という分類法についても詳しい解説があり、読み進めるうちに自分で判断が出来る ようになる。 単に残酷な事件のことを知りたい、という向きにも満足できるであろうし、犯罪心理やプロファイリングに 興味のある方は、更に興味が深まるのではないか。 “面白い”と言うのはいささか気が引けるが、非常に興味深い本であることは確かである。 淡々と書かれているのに、飽きることなく一気に読める。 又、何度も読み返したくなる。 引き込まれてしまう本である。 だからこそ、冒頭のニーチェの言葉を忘れずに。
非常に感慨深い本です。 犯罪者がが異常と見られるような行動をとるようになるまで劣悪な環境で育てられていたこと もし、自分も同じ環境で生きてきたのなら犯罪を犯してしまうんでないかという思いと この異常な犯罪者もまた、犠牲者なんではないかという思いが湧いてきます。すべての人がいい環境、悪い環境という『運』によって自我が築かれてると思うようになりました。 とにかく、値段も値段なので買って損する事はありません
異常な連続殺人者の心理面に迫ったもので、ノンフィクションとしてはかなり完成度が高いです。つうか、自分が小学生の時に既に図書室にありました(笑)学校側はそこの配慮は無いのかなぁ。というか、チャールズ・マンソンだとかジョン・ウェイン・ゲイシーだとか一度は耳にしたことがあるかもしれない殺人鬼の分析をしています。実際、映画「羊たちの沈黙」は彼をモデルにしたらしいです。著者は非常に興味深い人物です