良い / 口コミ件数 : 21件
価格 : 2,940 円
日本語で書かれた統計入門の本は何冊か目を通したが、一番しっかりしている。統計の基本的な考え方の根本がちゃんと書かれているので、応用が利く。本自体には基本的なテストしか書かれていないものの、この本を理解していると、もっと複雑なテストも理解しやすい。この本を土台に、自分の分野にあったもっと専門的な本に移るのがおすすめ。
ただし入門書としては数学満載なので、気楽に読める本ではない。ちゃんと紙とペンを横において、格闘していかなければ、理解は深まらない。数学アレルギーの人にはきついかも(まあ、数学なしの統計を勉強することなど不可能だが)。でも、高校数学の基礎程度で十分事足りる。
この本は心理学や社会科学,品質工学,農学など,幅広い分野のかたがたへ入門書としてお勧めです。
内容はタイトルのとおり基礎的なもので,実用には全く不足でありますが,本書の優れた点は「統計学に横たわる思想がよく見える」ことです。厳密に理論を組み立てるのではなく直感的な説明を用いて考え方の流れを説明しているので,本書を足がかりに勉強すれば,現実社会における問題に直面した時それをどう解釈し,どう扱えばよいかが自然に身につくのではないでしょうか。反面,理論的な面では何も言っていないに等しいかも。厳密な証明は少ししかないし,測度論とか難しいのは使っていません。 マーケティングや工場管理の仕事をしている実際家でデータマイニングを始めたいなと思っている方には,この本はお勧めです。
統計学の基礎的な理論はひと通り書かれています。例も豊富で、単に数式とその使い方を記述するのではなく、どうしてこのようなものが必要なのかということを順を追って説明しているのがいいと思います。ただ、t分布やf分布の具体的な数式は書かれておらず、他の部分でも数式の導出はかなりはしょってあるので、その点数学的には物足りない部分もあります。そのあたりは他書で補うのがいいでしょう。 また、この本は文系向けではありません。数学が苦手な人が読むと、挫折すると思います。
難しすぎずに、他の簡単な本には書かれてないようなちょっと進んだ内容が含まれていて、統計学に興味を湧かせる本だと思った。僕は、東大生でもなんでもないので、この本が東大で使われてるのかどうかはまったく知らないが、自分の学校の授業で使っていた統計の本が分かりにくかったので参考書として購入した。
この本の方が分かりやすく、かつハイレベルな内容だった。独学にも向くと思う。
単なる手法としてではなく、その手法を何故用いるかまでを理解するには、本書は良書。基礎的な部分に注目するあまりに冗長になったり、またエクセルを用いる事を前提として数理を疎かにしたり、統計学の初学者向けの書籍にありがちなそうした問題点に不満を持つ人に良書。本書はとくに、「何故、そうなのか」を比較的丁寧に説明してくれている。エクセルで回帰分析をバンバンこなしていはいるのだが、根本的な部分では「実はあまりわかっていない」と自覚している人には劇的な効果(勿論、良い意味で)を持つ本。ジックリと読み込む値打ちのある本である。